========================================食品工場長の仕事とは===

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■■　　　　原料仕入れ箇所の監査・点検について

■■■　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２００７年７月８日発行　

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おはようございます。

河岸です。今週のお薦めです。BEST The Single Collection~軌跡~　ZARD

全国を出張で歩いているときにここの所毎日聞いています。本当に

素朴な歌詞で相手に想いを伝える事が出来るのだと関心しています。本当に

いい歌が集まっていますね。「何が起きたってへっちゃらな顔してどうにかなる

さとおどけてみせるの　こよいはわたくしと踊りましょう　今もそんなあはたが

好きよ忘れないで 負けないで ほらそこに♪ ♪負けないで」この歌詞を聴くと

ここのところで何時も　涙が出てきてしまいますね。

http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/detail/B000046RT9/249-0151581-1769102

もう一冊です。私も数項目書いています。

「現場で役立つ　食品工場ハンドブック　キーワード365」まだアマゾンでは申し

込めないようです。食品工場で疑問に思う語句を簡単に説明しています。少し

高価ですが、工場で是非一冊そろえて見てください。

http://www.nissyoku.co.jp/kojocho/handbook/handbook.html

私も著佐野１１２人の一人ですので、下記のFAX用紙から申し込んでいただけ

ると2割引で購入が出来ます。是非ご利用下さい。

http://homepage3.nifty.com/ja8mrx/365mousikomi.htm

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原料仕入れ箇所の監査・点検について

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工場で使用する原料を点検・監査する方法について

　北海道で発生した偽装牛肉コロッケの事件はJAＳ法の改正まで進みそうな

広がりを見せています。その一方で「何故、保健所、挽肉を使用していた所は

偽装を見抜けなかったのか」という声が新聞報道などでも大きくなって来ていま

す。食品工場は使用する原料がいい物で無ければいい商品を造ることはできま

せん。少しぐらい腐った肉をうまく加工して利益を出すのが工場の役目だと話す

方も昔はいましたがそんな方は、地下鉄に乗って戦後の日本で商売をすること

をお薦めします。ビジュアル図解シリーズの第三弾として次の内容で考えていま

す。是非、メルマガの読者の皆さんから本の題名とこんな事を知りたい項目を募

集します。今度の本は事例をたくさん挙げて更に判りやすく書いて行きたいので

事例などもあれば教えてください。お願いします。二度と日本でミートホープの様

な会社が現れないように仕入れ先の監査が出来ることを願っています。

こんな感じで考えています。

　食品工場の製品を購入する立場の人が監査　点検する時の参考書になりま

す。食品工場の原料購買担当、スーパーのバイヤー、生協のバイヤー、レストラ

ンなどの外食産業の購買担当、もちろん一般の消費者の方の食品選びの参考

にもなります。２００７年６月に発生した偽装牛肉コロッケ事件はなぜ１０年近くも

発覚しなかったのでしょうか？実際に偽装を指示した会社の体質にも問題があ

りますが、購入し続けたひき肉などの納入先にも大きな問題があると思います。

私が実際に中国で肉を仕入れ検品しているところをみたときには、凍結豚肉の

重量を計量するときに段ボールから取り出して１ケースづつ重量を測定していま

した。農薬の心配のある葉物野菜は農薬の付着量を試薬を用いて仕入れ検品

時点で検品を行っていました。中国は生産者、加工者、販売者とも信頼がないの

で一番簡単な重量から測定をしているのだと思います。今回のひき肉を仕入れて

いた会社が受け入れ検査として細菌検査しか行っていなかったとの報道がありま

す。納入毎の挽肉の外観検査、理化学検査を行っていれば、契約通りの挽肉か

どうか検査できたと思います。１０年近くの仕入れの間に挽肉工場の監査で挽肉

製造現場を監査することができたとおもいます。監査先の工場の中に本来使用し

ない原料肉があったり、賞味期限の切れた原料肉があれば、更に細かく挽肉工

場の監査点検ができたと思います。仕入れ原料の製造先の点検、監査は形だけ

の監査になりがちですが、原料から品質のテントを張るためにも一層細かい点検

が必要になります。今回は原材料、加工原料の仕入れ先の具体的な点検方法を

食品工場で働いた経験のない方でも点検ができるように詳しくお話したいと思い

ます。

二度とミートホープ社が現れないように皆さんの協力をお待ちしています。

私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。