【ビジュアル図解】 食品工場のしくみ
「食品工場の工場長の仕事とは」のホームページが本になりました。
ホームページでは表現できない図表が非常に多く、ビジュアルに仕上がっています。
ビジュアルな図表を見て頂くだけでも価値があると思いますので、是非
手にとって見てみてください。よろしくお願いします。
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<目次より>
1章 食品工場はこんな働きをしています
2章 食品工場を見学してみましょう
3章 食品工場はこんな部門に分かれています
4章 安全な食品をつくるためのポイントです
5章 働く人の安全を考えましょう
6章 食品工場の商品開発のポイントです
7章 生産管理はこうして行います
8章 流通センターの役割を考えます
9章 クレームはお客様からのプレゼントです
10章 工場を管理するために知っておきましょう
『ビジュアル図解 食品工場のしくみ』 2005年11月30日 初版発行
A5判・並製 P224
ISBN−495−56921−X C2034 ¥1700E
出版社 同文舘出版株式会社
著 者 河岸宏和
<目次>
はじめに
1章 食品工場はこんな働きをしている
1 食品工場はこのように動いている
2 原料を受け入れる
3 原料を加工する
4 原料を配合する
5 加熱調理する
6 包装をする
7 運べるようにダンボールに詰める
8 注文を受けて出荷する
2章 食品工場を見学してみよう
9 食品工場見学の楽しみ方
10 ハム、ソーセージ工場の見学
11 玉子焼き工場の見学
12 コンビニの弁当工場の見学
13 コンビニの総菜工場の見学
14 餃子工場の見学
15 納豆工場の見学
3章 食品工場はこんな部門に分かれている
16 食品工場の主な部門の仕事について
17 工場長の仕事について
18 生産部門の仕事について
19 設備管理の仕事について
20 生産管理の仕事について
21 品質管理の仕事について
22 開発の仕事について
23 購買の仕事について
4章 安全な食品をつくるためのポイント
24 安全な食品をつくるために
25 異物混入を防ぐために
26 異物混入を防ぐために原材料から考える
27 異物混入を防ぐために機械設備から考える
28 異物混入を防ぐために働く人から考える
29 異物混入を防ぐために作業方法
30 異物混入を防ぐために測定方法
31 科学薬品の混入を防ぐために
32 化学薬品の混入を防ぐために原材料から考える
33 化学薬品の混入を防ぐために機械設備
34 MSDS制度について
35 食中毒を防ぐために
36 食中毒を防ぐために原料から考える
37 食中毒を防ぐために機械から考える
38 食中毒を防ぐために働く人から考える
39 食中毒を防ぐために作業方法から考える
40 食中毒を防ぐために測定方法から考える
41 ペストコントロールについて
42 原料についてくるペストコントロールについて
43 ペストの侵入を防ぐために
44 ペストコントロール環境調査
45 ペストコントロールモニタリングについて
46 信頼される食品表示について
47 信頼される食品表示について表示の作成方法
48 信頼される食品表示について差別化の表示
49 表示の確認について
50 コンプライアンスについて
5章 働く人の安全を考える
51 働く人の安全管理のポイント
52 働く人の安全管理について安全衛生委員会
53 働く人の安全管理について設備機械から考える
54 防火管理について
55 教育について
56 廃棄物管理について
6章 食品工場の商品開発のポイント
57 食品の商品開発ポイント
58 マーケティングの4Pと4Cについて
59 開発ニーズをつかむために
60 開発の手順について
61 開発案の作成について
62 試作開発について
63 原価計算について
64 試作品のロットテストについて
65 開発商品の初期流動管理について
66 賞味期限設定のポイント
67 食品添加物の種類と目的について
7章 生産管理はこうして行う
68 生産管理のポイント
69 生産管理のポイント設備機械から考える
70 生産管理のポイント生産指示書
71 原材料の発注について
72 原材料の受け入れについて
73 原材料の在庫管理について
74 最終商品の在庫管理について
8章 流通センターの役割を考える
75 流通センター管理について
76 受発注のしくみについて
77 商品の保管について
78 商品の仕分けについて
79 伝票管理について
80 流通センターで付加価値をつけるために
81 配送者管理について
9章 クレームはお客様からのプレゼント
82 クレーム処理のポイント
83 クレーム処理の流れ
84 クレーム品の分析について
85 クレームを繰り返さないために
86 タンパーエビデンスについて
87 クレーム教育について
88 工場点検時に準備するもの
89 工場チェック表について
90 製品安全システムについて
91 ビジネスエシックスについて
10章 工場を管理するために知っておきたいこと
92 ハードル理論について
93 ドべネックの要素樽について
94 ハインリッヒの法則について
95 5Mの考え方について
96 五感で考える
97 6Sについて
98 PDCAサイクルについて
99 ボトルネックについて
100 To‐Doリストの活用について
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<はじめに> より
「人の命を救うには、一生懸命勉強して、医者の免許がいるけれど、
人の命を奪うには免許はいらない。」私が良く話している言葉です。
食品は、人の命を育むのに必ず必要な物ですが、一歩間違うと人の
命を奪ってしまいます。新聞の三面記事のしたに毎日「お詫び」の
社告が目につくようになりました。時代の変化が、食品の安全に関して、
特に食品工場の安全性に関して非常に厳しくなってきています。
食品は毎日食べるものです。加工食品、即ち、食品工場で加工した
食品を全く使わないで、毎日の食事を準備するのは、現代は非常に
難しくなってきています。毎日食べる食品がどのように作られているか、
食品工場で働いている人が、どんな風に働いているか、食品工場の
管理がどのようにされているか、今回お話しすることによって、毎日
食べるものが、より安心して食べることが出来ると思います。
この本を手に取られた方は、これから食品工場に勤めようと考えている
学生の方、食品工場に転職しようと考えている方、食品工場で働いて
いる方、食品工場はどんな所か興味を持った方、色々な方が手に取ら
れると思います。今回のお話しは、私が、初めて就職してから、色々な
食品工場で働いた事を、お話ししたいと思います。なるべく優しい言葉で、
解りやすく、なるべく具体的に、お話しします。現在、食品工場で働いて
いる方に取っては物足りないお話しかもしれません。私のお話は、工場
全体がどのように動いているか、解るようにお話しします。工場で働いて
いる方でも、工場全体を見ながら働いている方は、思ったより少ない物です。
安全、安心な食品を製造するためには、工場全体の管理がしっかりしている
必要があります。工場で働いている方も、是非、工場全体を理解して頂きたい
と思います。「リストラ」という単語が、違和感無く、日常の言葉で使われるよう
になっている一方、コンビニエンスのお弁当工場で働く方が不足して、外国人
労働者に頼っている事実もあります。食品工場で働くということは、どんな事か
が、この本で理解して頂いて、是非、食品工場で働く方が一人でも増えて頂き
たい物です。
食肉偽装事件以来、食品工場に対する世間の目は厳しくなってきています。
食品業界を取り巻く、法律などの規制も年々非常に厳しくなってきています。加工
食品についても原料の産地を明確にしていく方向性が示されています。様々な規制、
環境がいまよりも緩められることは無いと思います。工場の管理を高めるためには、
工場の中で働く方々の意識を今以上に高めていくことが必要になります。工場で
働かれる方の教育のお役にがお役に立てれば非常に幸せです。
出版社
同文舘出版 |
|
〒101-0051
東京都千代田区神田神保町1-41
同文舘出版株式会社
TEL 03-3294-1803
FAX 03-3294-1807
http://www.dobunkan.co.jp/books/book.cgi?Isbn=ISBN4-495-56921-X
販売状況について
読者の方から送付頂いた販売状況の写真です。
書店名 | 販売状況の写真 |
大宮そごうの三省堂 | |
八重洲ブックセンター 1 | |
八重洲ブックセンター 2 | |
読者のみなさまの感想です
全ての項目は左頁にイラスト、右頁に説明文となっており、あたかもセミ
ナーでのパワーポイントを使っているような雰囲気でわかりやすい工夫がされて
います。内容についても食中毒については「どうすれば防げるか」「原料から」
「機械から」「働く人から」「作業方法から」「測定方法から」ときちんと危害
要因分析で押さえています。
安全管理、商品開発、生産管理、流通センター、クレーム対策と幅広くわか
りやすく記載されています。食品工場には是非1冊そろえて欲しいと思います。
図書館を利用される方はできればリクエストを出してください。
リクエストを出しておくと、購入して貰えますし、より多くの人に手に取って
もらえます。
先日、ISO22000関係のセミナーに参加しましたが、従来のHACCPは製造、調理
の狭い範囲のシステムでしたが、ISO22000はフードチェーン内におけるどんな組
織のためにも使えるシステムになっていて、幅広く管理を行う必要があります。
そのためには工場のしくみを知らないといけません。
河岸宏和さんの食品工場長としての経験がぎっしり詰まっています。
河岸様へ
> 『ビジュアル図解 食品工場のしくみ』 購入し、読みました。
実に分かりやすく解説してありますね。イラストを見るだけでもわかります。
見開きでテーマがまとまっている点も、読みやすく、親切です。
著者と、製作者が、ていねいに本を制作したことがよくわかります。
良い本を世に出されたこと、素晴らしいです。
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(株)フーズデザイン 代表取締役 加藤光夫
■最新資料集「ISO22000:食品安全マネジメントシステム実践事例集」
■単行本+CD「HACCP現場アイデア55! 特別セット」限定販売
以上の御案内は<http://www.foodesign.net/>
■ブログ「活動裏話」<http://plaza.rakuten.co.jp/haccpkato/>
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本をプレゼントして頂いた鴨志田です。読み終わりました。冒頭に食品工場で
働いている方は少し物足りないとありましたがそんなことはありません。私の
以前いた工場に当てはめながら読み進めて行くとこうやればいいのかとかこれも
やっていなかったなとかたくさんありました。いろんな本はありますがより具体的に
書かれているために即実践出来ることばかりです。私のいた中小企業は何をしたら
よいのか、また、意味も目的も理解せずにただ、取引先からの要望だからおこなって
いることが多々あります。そんな企業には是非、読んでほしい1冊です。難しいこと
より基礎をきっちりと固めることが常々大切だと思っております。これからもメール
マガジンを楽しみにしてます。
元気そうですね
まずは、出版おめでとうございます。
昨日、本屋で何気なく似たような名前の人の本があるなと思いてにとりました。
何かに引かれたようです、でもなるほどな、、、
会議のときと違い、書くときは、わかりやすいようですね、(感想)
早速、本読みました。
大変わかりやすく体系立てて書かれています、図解がすばらしい。
この一冊があれば取引先の工場巡回も楽しくなりそうです。
当社の品管や商品本部の基礎知識として推薦する事にしました。
少し気になったのは、P174の欠品補填の内容です、
この契約は公取に引っかかりそうですね。
機会があれば情報交換しましょう。
ブログ「食品安全サークル」で紹介して頂きました。
http://d.hatena.ne.jp/kanboku/20060123
著者が本に託した思いが、「はじめに」書かれている。
「本書では、私が初めて就職してから、さまざまな食品工場で働いた経験から得た知識をお話したいと思います。なるべくやさしい言葉で、わかりやすく具体的にお話していきます。
現在、食品工場で働いている方にとっては、少し物足りないかもしれません。しかし、工場全体がどのように動いているか、よくわかるようにお話していきたいと思います。工場で働いている方でも、工場全体を見ながら働いている方は、以外に少ないものです。安全、安心な食品を製造するためには、工場全体の管理がしっかりしている必要があります。ぜひ、工場全体を理解していただきたいと思います。」
「工場全体がどのように動いているか、よくわかるように」という著者の思いは、本文や、イラスト図の中でよく表現されており、「著者は、人を思いやる心優しい人なのであろう」と思った。
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。