========================================食品工場長の仕事とは===

■■   防虫業者の変更について

■■■                            2007年9月22日発行 

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おはようございます。河岸です。暑いですね。暑さ寒さも彼岸まで。と言う言葉

がうそのような毎日です。皆さん、お元気ですか?

今週のお薦めの本です。

 

組織行動の「まずい!!」学―どうして失敗が繰り返されるのか (祥伝社新書)

樋口 晴彦 (著)

 失敗が何故起きるのか。組織には組織の風土があります。同じ会社に長く

働いていると気がつきませんが私の様に色々な会社を渡り歩いていると風土

の違いに気がつきます。

 「自分さえ良ければいい」

 「すべて他人事、すべて他人の性にする」これが雪印らしさと雪印乳業が新

聞に広告を出しました。

 この対岸の火事の風土は何処の企業にもあると思います。自責に仕事をす

ることが組織行動の中で一番大切な事と思いませんか。

そんな事を教えてくれる一冊です。

http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/detail/4396110448/249-0151581-1769102

 

もう一冊です。

「一本立ちできる男」はここが違う (単行本) 道場 六三郎 (著)

 昔テレビで放送されていた料理の鉄人を思い出します。

 道場さんの料理人にかけた一生を学ぶことが出来ます。人より努力して、先

輩を追い越して、とにかく美味しい物をお客さんに出したい。常にお客さんの事

を考えている事の大切さを学ぶことが出来る一冊です。

 プロとアマの違いはお客さんを意識するかしないかの違いだ。わずかな差と

思うかもしれないが、この「わずか」は意外に大きい。と道場さんは言い切って

います。

お客様の大切さを学ぶことが出来ます。

http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/detail/4860810260/249-0151581-1769102

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防虫業者の変更について

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読者の方からレポートを頂きました。皆さんにも参考になりますのでメルマガで

お伝えします。特に上職にあたる方は良く読んで見てください。

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防虫業者の変更について

 先日、防虫防そ施工の業者選定の件で、メール差し上げましたが、昨日、

業者から見積もりが出てきました。ヤハリ、防虫防そ施工 の内容は、「基本的

には殺虫剤を使用せずに(ネズミに対しては無毒餌の喫食 確認)せず、施設

内の清掃、洗浄の徹底で内部発生昆虫をコントロールしましょう。外部侵入昆虫

については場内陽圧の環境を作って対処しましょう。施工は基本的にはトラップ

類のモニタリングです。施工日には工場点検後、報告会を実施し、皆で問題点

情報の共有化を行い、だれいつで改善を行いましょう」という内容でした。値段

的には「オッ!ずいぶんとガンバッタンジャナイ?」といった金額でした。

 施工内容と金額見積もりを工場長に見せたところ、「ウーム、値段的には妥当

なセンだな。施工内容は、殺虫剤は撒かないのか。。。マァ、イイヤ。本社に連絡

をとって稟議書の雛型を取り寄せて、お前が稟議書を書けや。クレームが出てる

んだぞ!急げよ!」との指示を受け、本日、本社から、業者の更新を行った時の

稟議書がFAXで届きました。

内容を見て「ヘーッ!そうなんだ。。。本社ってすごいな〜」と思ってしまいました。

 本社工場は当時、製造拠点で、未だリニューアル前だったのですが、工場自体

は古い工場で、工場外と内を仕切る壁に破損箇所があったり、複雑な機械配置

になっていたりして掃除などがやりにくい構造だったり、避難経路にあたるドアな

どに、防虫施工がしにくい構造だったりして、薬剤をバンバン撒かないと、昆虫混

入クレームが発生してしまう工場だったようです。だいぶ工場の皆さんが掃除をし

たり、工場内外移動時のドア閉めの徹底を行っても、徘徊昆虫用トラップが交換後

すぐにゴキブリで真っ黒(粘着部のネバネバ部が見えない)状態だったようです。

 当時、本社工場は別の業者の防虫防そ施工および消毒施工を受けていました

が、例のポジティブリスト制度の件もあるのか、消毒屋なのに、「殺虫剤の使用は

極力行わず、現場の5S管理で内部発生昆虫の発生を食い止め、設備の改善を行

う事で昆虫混入クレームを防ぐ方針」を打ち出してきていたらしく、いわく「そのよう

な方針で作られた工場であれば、すばらしい方針ですが、本社工場のような古い

工場では、この方針でやるとコストアップにつながってしまいます。他業者とコンタ

クトを取ったところ、○○という会社が薬剤をバンバン撒いて、かつ、おたくよりも安

い値段で提案を行ってきました」みたいな文面で稟議書を作成していました。

 過去の記録を遡ってみたところ、平成13年7月〜14年7月の一年間は当時の方

針もあり、「防虫防そについては、お前ら、(業者を入れずに)自分達でやってみろ。

コストダウンもしなきゃいかんからな。コレで今まで払っていた年間130万円のコス

トが無くなるな。ハッハッハッ!」との事で防虫防そ施工の業者は入っていません

でした。

 そのオフレが出る前に、責任者と面談した時があったのですが、当時の新任の

工場長に向かって「オッ!コイツ いい面構え をしているじゃないか!!コイツは

本気になったらヤルゾー。上手く使えよ!」と言い放っていたので、もしかすると

自分が深く関与した工場の建設において、責任者が目論んでいた、防虫防その

効果を、私に検証させたかったのかも知れません。

 古い 増築増築タイプの本社工場での経験が、もし私にあったら、私は逃げ出

していたかも知れませんが、私にはそんな経験はありません(子豚に捲かれた

経験はイヤと言うほどありますが)。工場長から「もう、工場は、防虫防そ施工業

者は入れんからな〜。自分たちでやってみろ!」との指示が出ましたので、私は

元気に「ハイ!分かりました!ガンバリマス!!!」と宣言をしてしまいました。。

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私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。

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