=================================食品安全教育研究所発行=
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■■ 生物的危害とはなにか
■■■ 2018年6月30日発行
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おはようございます。河岸です。
早い物で6月も今日で終わりです。
みなさんの工場のかび対策は終わっていますか。
本格的な夏の前にクーラーなどの清掃がお勧めです。
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食品製造現場の「運営管理・指導・教育」実践セミナー
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●食品工場診断について
車に車検制度、人間に定期健康診断制度があり、大きな事故、
病気になることを未然に防いでいます。
あなたの工場、従業員の管理状況の健康状態を検査してみませんか。
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#河岸宏和 #食品安全教育研究所
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生物的危害とはなにか
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●食中毒を出さないこと
あなたの工場で使用している食材の潜在的危害を(potential
hazard)を把握していますか。従業員教育においても、潜在的
危害の教育が必要です。
「新鮮な食材には危害は無い」「うちで取り扱っている食材
には危害なんか無いよ」と思うのでは無く、生卵にはサルモネ
ラ菌という潜在的危害がある物と思って取り扱う事が必要なの
です。
食品を食べて食中毒を起こすためには一定数以上の食中毒菌
を体内に取り込む必要があります。
食材に潜在的に付いていた細菌などが増殖し一定数以上に増
えて、菌が増えた食材を体の中に入れる事で食中毒になるので
す。
工場で取り扱う食材の菌が増えないような管理が必要なので
す。
生卵の潜在的危害はサルモネラ菌になります。サルモネラ菌
は、5℃を超えると増殖してしまいます。
生卵を保管するときには、5℃以下で保管することが大切な
のです。
卵にサルモネラ菌が付くのは、殻の周り、もしくは黄身の中
に直接付いている場合もあるとされています。
卵は産まれてから直ぐに5℃以下の状態で保管することが、
卵によるサルモネラ中毒を防ぐ事になるのです。
●作業者からの汚染を防ぐ
食中毒菌は、原材料からだけでなく、作業者から食中毒菌が
製品を汚染する場合があります。「何故帽子をかぶる必要があ
るか」「何故マスクをする必要があるか」「何故手をあらって
も手袋をする必要があるか」など具体的な事例をあげ従業員教
育を行う必要があります。
●賞味期限、消費期限前に変質しないこと
賞味期限、消費期限まで変質しないことが最低条件です。カ
ビが生える、開封したら臭う等といった事例は、食中毒を起こ
さないまでも、クレームになってしまいます。
特に、賞味期限が長期にわたる商品は、保存温度を36℃程度
にあげた虐待検査を行い、市場よりも早く品質異常に気がつく
事が大切です。
チェックのポイント
1 潜在的危害がある食材を把握し、教育を行っているか
2 従業員からの汚染を防ぐ教育を行っているか
3 市場変敗クレームを事前に気がつく体制が取られているか
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。
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HP「食品工場の工場長の仕事とは」主催 品質管理
生産管理 河岸宏和
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