=================================食品安全教育研究所発行=
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■■ 作業場内で使用する 備品の原理原則
■■■ 2017年10月22日発行
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おはようございます。河岸です。
ドーナツに鉛筆が混入していたと報道されています。
筆記用具は、分解出来ない物を作業場では使用すべきです。
もし、製品に混入した場合でも、金属検出機で反応する材質
の物を検討してみませんか。
●食品工場診断について
車に車検制度、人間に定期健康診断制度があり、大きな事故、
病気になることを未然に防いでいます。
あなたの工場、従業員の管理状況の健康状態を検査してみませんか。
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#河岸宏和 #食品安全教育研究所
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作業場内で使用する 備品の原理原則
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木製、竹製、ガラス製品は使用しない
木製、竹製の備品は、金属検出機、エックス
線探知機で破損した場合検出する事が出来ない
ため工場内で使用はできません。木製の備品に
変わる物が出来てきているので変更が必要です。
和菓子製造の中で一部木製の備品を使用しな
いと美味しい商品が出来ない場合もあります。
木製の備品をどうしても使用する場合は、製造
の経験を積んだ方が取り扱う事が必要です。
塩分、ブリックスなど製造工程中に理化学検
査が必要な場合があります。測定器の中にはガ
ラス製品で出来ている物もありますが、作業場
内には、たとえ測定器でも持ち込む事は禁止す
べきです。私が品質管理だった頃は、大腸菌群
の拭き取り検査でBGLB培地を試験管で作成し、
作業場内に直接持ち込んで検査していましたが、
試験管であっても持ち込むべきではありません。
エックス線で検出出来ない太さの物は使用しない
ステンレスの検出精度が金属検出機3.5Φ、
エックス線0.6Φと工場に寄ってステンレス備
品が破損した時の検出精度が異なりますが、検
出精度以下の大きさの備品は使用しないことで
す。特に金網状の物が破損した場合に金属検出
機、エックス線で検出出来る太さよりも細い備
品は使用すべきではありません。
結束バンドの取り扱い
結束バンドを使用する場合は、色、太さなど
統一して使用します。結束バンドが混入したと
きに工場で混入したかどうかの識別を行うため
です。
結束バンドを使用するときに結束したあとの
残り部分の切断方法も明確にします。
私は結束部分ぎりぎりで切断する事をお勧め
します。
結束バンド、パッキンなどは、金属検出器で
検出出来る材質の物が市販されて居ます。
混入した場合に金属検出器で検出出来るので
お勧めです。
●点検のポイント
1.作業場内に木製、竹製、ガラス製の備品が無いか
2.金属線で出来た備品は破損したとき検出出来るか
3.結束バンド、パッキン等破損したとき金属検出機で検出できるか
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。
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