=================================食品安全教育研究所発行=

■■  流通センター管理について
■■■                  2017年8月5日発行 
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おはようございます。河岸です。
 私 #河岸宏和 の無料セミナーの案内です。
オプテックス・エフエー「食の安全セミナー」を福岡、大阪、
名古屋で開催
9月15日(金)に福岡、
10月13日(金)に大阪、
10月27日(金)に名古屋
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募集が 始まりましたら 再度 案内します。
みなさん 手帳に 印を お願いします。

● #河岸宏和 のセミナーの案内です。
“食の安全”を確保するための製造工場の運営・管理と品質問題への
対処法、異物混入防止、アレルギー対策、防虫・防鼠、クレーム発生
後の再発防止、ミスを起こさない商品設計など“食の安心・安全”を
確保する品質管理手法を包括的に解説します。

【日 程】 2017年10月6日(金) 13:00〜17:00
【会 場】 都内都心部で調整しております。
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 私の紹介と 申込時に伝えていただければ、1万円引きになります。
みなさん お待ちしています。


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 青いラップなど便利な備品です。

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 流通センター管理について
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食品工場並みの設備が必要

 工場の製品は、お客さまの手に渡るまでに、
流通センターで仕分けされて届けられます。
最近はこの配送センターを自社で運営するこ
となく、サードパーティ・ロジスティクス
(3PL)と言って専門の配送業者に委託す
る事が多くなってきました。
 この背景には、流通センターに求められて
いることが、運ぶ事だけでなく、受注業務、
集金業務、伝票発行、在庫管理、店舗毎の仕
分けなど多くが求められており、一企業が運
営していては、採算が取りにくくなってきて
います。
 少し前の配送センターは、野菜の市場の様
に単に雨をしのぐような屋根だけのセンター
がありましたが、近年はドックシェルターを
備えて、温度管理が出来るセンターが主流に
なってきました。
 センターでの異物混入、温度管理も工場な
みの管理が必要になってきています。
 配送センターを集中管理する事によって、
配送効率が上がるだけでなく、スーパー等の
お店の、入荷業務の回数が減ることになりま
す。いままで牛乳もメーカー別に配送されて
いた物が、チルド品は全て同じ配送車で運ば
れる様になると、配送効率も上がり、スーパ
ーの入荷業務の負担も減ることになります。

お客様のそばで

 アソート(組み合わせ)業務もセンターの
業務になってきています。食品工場で製造し
て運ぶよりも、大量消費地の近くで包装した
方が効率的な場合があります。
 例えばラーメンの包装を考えてみます。麺
は東北で製造して、タレは静岡で製造してい
る場合、いままでは、タレを東北の麺工場ま
で運んで、注文を受けてからアソートして消
費地に届けていました。
 この袋麺とタレはすでに包装されています
から、外装フイルムを掛けるだけの作業にな
りますので、配送センターの設備があれば、
作業台と包装機一台があれば簡単に造ること
ができます。
 消費地に近いところでアソートする事によ
り、注文を受けてから配送されるまでの時間
を非常に短くする事が出来ます。お客さまか
らの注文の変動についても充分対応が可能に
なります。同じような食品には、総菜のパッ
ク、納豆などが配送センターでの小分け作業
になってきています。
 環境の事を考えてもトラックの総配送距離
が短くなりますので、これからは業界の枠を
越えて進んで行く考え方になります。

 

仕組みと流れを理解することが大切

 食品工場で製造された商品はお客様まで運
ぶ必要があります。工場の最終目的は利益を
上げることですから、流通部門、流通にかか
る経費をいかに少なくするかが大切な点にな
ります。
 流通センター、物流の全体像を食品工場長
のあなたが理解することでお互いの経費削減
に必ず効果が出てくると思います。

 
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。
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