=================================食品安全教育研究所発行=
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■■ ロット区分について
■■■ 2018年3月31日発行
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おはようございます。河岸です。
明日から4月が始まります。新卒の入社式を行う工場もあると
思います。
新人教育の中で、休みの取り方、有給の取り方の説明を行っ
ていますか。有給は完全消化の計画を立てていますか。
●食品に関する質問、工場健康診断などの連絡は下記からお願いします。
http://form.mag2.com/rouvoviami
●私 #河岸宏和のセミナーの案内です。
私の著書『ビジュアル図解 食品工場の品質管理』に基づいて行います。
「“食の安心・安全”を確保するための食品工場の品質管理」
2018年6月22日(金)13:00〜17:00
東京で行います。
申し込みは ↓↓↓↓↓
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みなさんお待ちしています。
●食品工場診断について
車に車検制度、人間に定期健康診断制度があり、大きな事故、
病気になることを未然に防いでいます。
あなたの工場、従業員の管理状況の健康状態を検査してみませんか。
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#河岸宏和 #食品安全教育研究所
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ロット区分について
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ロット区分の必要性
みなさんの工場で生産した商品のロットは区分されて居ますか。
「ロットは一日単位です」と答える工場が多いと思います。
もし、ミキサー等の回転部分が摩耗し、細かい金属片が製品に
混入したとします。混入した金属片は、金属検出器、X線では反応
しない大きさの物だったとします。
もしくは金属検出器だけだったとすると、ステンレス製の破片で
あれば、2mm程度の物は出荷されてしまうことになります。
金属以外でも作業で使用して居るウエス、布巾などが混入してし
まうと金属検出器などでは排除出来ない事になってしまいます。
お客様から、「異物が入っていたけど」とクレームがあった時に
混合バッチ毎に明確にロットを区分する事が出来ますか。
一日単位でも明確にロットが区分出来ますか。
再生を使っていないか
ロット区分を明確にする時に忘れてはならない物があります。
「一日単位」をロットとしている工場を考えて見ます。
充填機を使用して居る製品であれば充填残が必ずでます。
包装工程では、軽量品、良品の残が必ず出ると思います。
良品残は30個入りの商品であれば最大29個は残る可能性が
あります。この残った良品残はどうしていますか。
毎日毎日残った中間品、良品残を翌日のロットに混ぜていませんか。
毎日毎日翌日にすこしずつ前日残を混ぜていると、明確なロット
区分が出来ていない事になります。
私も、布巾が混ざった商品クレームでロット回収を行ったのに
翌日もクレームが発生した経験があります。
何か問題が起きたときの溜にも、ロット区分を明確にしておく
必要があるのです。
再生品の区切りがあなたの工場にはありますか
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。
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HP「食品工場の工場長の仕事とは」主催 品質管理
生産管理 河岸宏和
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