=================================食品安全教育研究所発行=
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■■ パレットの管理について
■■■ 2017年9月2日発行
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おはようございます。河岸です。
早いもので9月になってしまいました。
みなさんの工場は目標通り売り上げ、品質が進んでいますか。
●私、 #河岸宏和 のセミナーの紹介です。
計画段階ですが、10月3日 火曜日に
札幌市内で無料セミナーの計画があります。
是非、手帳に印をお願いします。
みなさんお待ちしています。
● #河岸宏和 のセミナーの案内です。
“食の安全”を確保するための製造工場の運営・管理と品質問題への
対処法、異物混入防止、アレルギー対策、防虫・防鼠、クレーム発生
後の再発防止、ミスを起こさない商品設計など“食の安心・安全”を
確保する品質管理手法を包括的に解説します。
【日 程】 2017年10月6日(金) 13:00〜17:00
【会 場】 都内都心部で調整しております。
http://tech-d.jp/food/seminar/show/3147
私の紹介と 申込時に伝えていただければ、1万円引きになります。
みなさん お待ちしています。
●オプテックス・エフー株式会社による、
私、 #河岸宏和 の無料セミナーの案内です。
日程・ 場所:
・福岡: 2017年9月15日金 TKP
博多駅筑紫口ビジネスセンター (博多駅 )
・大阪: 2017年10月13日金 ATC ホール 会議室
(大阪南港)
・名古屋: 2017年10月27日金 桑山 ビル 会議室
(名古屋駅)
時間 ・内容 :14:00 〜16:30
第一部:河岸宏和 基調講演
「想定外 の事故、 事故、 クレーム クレーム を無
くする企業 文化 を作るために」
九州分の申し込みは 下記から お願いします。
https://www.optex-fa.jp/seminar/index13.html
大阪、名古屋は、9月上旬に募集を始めます。
●加須市地域ブランド開発セミナー 無料です。
私、 #河岸宏和 も講師を務めます。
加須市内の事業経営者・農業従事者・創業希望者。
加須市内の方で商品のブランド化や6次産業化に興味のある方。
2017年10月12日 13:30〜16:30
http://www.kazotksk.com/seminar/seminarlist/1527/
●食品工場診断について
車に車検制度、人間に定期健康診断制度があり、大きな事故、
病気になることを未然に防いでいます。
あなたの工場、従業員の管理状況の健康状態を検査してみませんか。
http://ja8mrx.o.oo7.jp/koujyousinn.pdf
#河岸宏和 #食品安全教育研究所
・食品工場で便利な備品
http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22?_encoding=UTF8&node=16
青いラップなど便利な備品です。
・食品工場の参考になる本
http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/249-0151581-1769102
・中食・外食で参考になる本
http://astore.amazon.co.jp/innsyokutenn-22
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パレットの管理について
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読者の方からの質問です。
皆さんからのメールは本当に、メルマガを
続けていく原動力になります。
是非よろしくお願いします。
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いつも拝見させていただいております。
さて、私の工場にはいつの間にか他社の名
前の入ったパレットがいくつも入ってしまい
ました。もちろん工場内で使用はしないので
すが、返却するにも簡単では無いし、困りま
す。
受け入れないようにすることが予防策とは
思いますが、一般にはどのようにされている
のでしょうか?
逆に私の工場のパレットはなくなっていき
ます(笑)
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食品を運んでいるという考えが常に必要
物流に使用する資材については、工場長の
常識、管理レベルが非常に良く現れてしまい
ます。
選挙の演説のシーンで、よくビールケース
の上に乗って演説しているシーンがテレビ等
で映されますが、アスファルトの上に置かれ
てその上に土足で人が乗ったビールケースに
あなたが毎日、仕事の後の楽しみにしている
ビールが入っていたと思うと、考えるところ
が有りませんか。
食品を入れて運ぶものはそれなりの管理が
必要だと思います。
工場内は専用のパレットが必要
工場内は、工場内専用のパレットが必要に
なります。もちろん異物混入の可能性の少な
い材質のパレットが求められます。
木製のパレット、割れているパレットはも
ちろん使用できません。工場内のパレットと
明確に区別できる様に、パレットの側面に使
用方法を記入したり、通常は使用しない「赤」
などの色のパレットを使用する方法もありま
す。
他社のパレットが工場内に溜まらない
何故、他社のパレットが溜まってしまうか
考えてみます。資材、原材料が乗って運ばれ
てきてしまう場合。この場合は、工場内をど
こまでと考えるかです。
資材倉庫、原材料倉庫までは、工場内では
無いと考えれば、資材倉庫に有るパレットは、
他社のもので問題が無くなります。但し、納
品されてきた配送の方に必ずパレットはもっ
て帰ってもらわなくてはなりません。
もし、資材庫を工場内と考えれば、納品を
してきた方に、工場内専用のパレットに積み
替えてもらわなくてはなりません。
但し、納品時間が長くなるので、できれば、
効率を求めるとこの方法はお勧めできません。
製品を出荷する場合を考えます。製品を出
荷するときに何を使用していますか。
パレットで出荷する場合は、自社のパレッ
トを使用するか、他社のパレットを使用する
か決まっていますか。納品の時と同じで、配
送車の効率を考えると配送車に製品を積み込
むときは、パレットを使用して、配送車にべ
た積みはさけた方がいいと思います。
また、配送先で積み替えるよりも、パレッ
ト毎で下ろしたいので下ろした後、必ずパレ
ットを持ち帰る癖をドライバーにつけなくて
はいけません。
決して他社のパレットを持ち帰る事はさけ
なくてはなりません。
何故、他社のパレットが溜まってしまうのか
パレットは自分で歩いてきたり、飛んで工
場内に入ってきたりはしません。必ず誰かが
持ち込んでいるのです。同じように工場内の
パレットが自分から外に遊びに行くこともあ
りません。必ず誰かが持ち出したり、持ち込
んだりしているのです。
工場内に出入りする配送車の運転手の方、
受け入れの検収をしている方、出荷の確認を
されている方を集めて、再度教育をする必要
があります。そして、荷物の受け入れを確認
しているのと同じように、伝票のどこかに、
パレットの持ち込み持ち出しの数を記入する
ようにします。そうすることによって、納品
先から必ずパレットを持ち帰らなければなら
ないと考えるようになります。
仕入れ先のドライバーは、持って帰るパレ
ットの数を書くようにします。そうすると必
ず持ち帰らなくてはならないと考えるように
なるのです。
パレットは自ら工場内に入ってきません。
パレットは自ら工場から出て行きません。
必ず誰かが運んでいるのです。
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。
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生産管理 河岸宏和
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