=================================食品安全教育研究所発行=
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■■ 毛髪混入を防ぐために
■■■ 2018年3月4日発行
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おはようございます。河岸です。
停電になったときに懐中電灯が充分に準備してありますか。
懐中電灯の電池の予備も充分にありますか。
再確認が必要です。
●食品に関する質問、工場健康診断などの連絡は下記からお願いします。
http://form.mag2.com/rouvoviami
●私 #河岸宏和 がコーディネーターを務めます。
第14回 食品安全シンポジウ
異物混入対策の最新事例
3月8日(木)
本セッションでは、技術革新や新しい取り組みにより、大
きく変わろうとする異物混入対策の最新事例について討議す
る。
まず永谷園は異物の定義を広義に捉え、不良品を排除する
ためにチャレンジしている事例、ハウス食品グループでは異
物バンクによる異物クレームの課題解決への事例を発表する。
また、キユーピーでは、日に100万個以上流れる原料を、
目視検査し異物混入や不良品を確認することが増産化のネッ
クだったが、AI(人工知能)を導入し成果を上げてきた事
例などを発表する。
https://school.jma.or.jp/foodsqm/index.html
コーディネーター割引があります。 ↓↓↓↓
http://ja8mrx.o.oo7.jp/14syokuhinsinnpo.pdf
●私、#河岸宏和 のセミナーの案内です。
食品製造工場における各種異物の
混入防止/原因究明/発生時の対処法
東京
2018年03月27日(火)12:30〜16:30
申し込みは
https://www.rdsc.co.jp/seminar/180378
講師割引があります ↓↓↓↓↓
http://ja8mrx.o.oo7.jp/20180327ibutu.pdf
●食品工場診断について
車に車検制度、人間に定期健康診断制度があり、大きな事故、
病気になることを未然に防いでいます。
あなたの工場、従業員の管理状況の健康状態を検査してみませんか。
http://ja8mrx.o.oo7.jp/koujyousinn.pdf
#河岸宏和 #食品安全教育研究所
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毛髪混入を防ぐために
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永遠のテーマ
食品工場にとって毛髪混入抑える事は永遠のテーマ
になるとおもいます。
毎日工場に出勤するときに、働く方の体毛を全て剃
ってしまえば混入する可能性もなくなりますが、現実
的にはできない対策になります。
金属異物を検出する金属検出器、X線検出器の様な物
が毛髪対策としてあればいいのですが、今の所髪の毛
を検出する機械は出来ていません。
金属検出器があるから、一般的な管理を行わなくて
もいいと言う事はありませんが、最終的に金属検出器
があるから安心して、製品を出荷する事が出来るので
す。
最終工程で確かなハードルを設ける事が出来ない毛
髪対策は、従業員教育を始め、工場内の全ての管理が
出来て始めて毛髪対策ができると思います。
個人衛生 で解決すること
食品工場で働く方に基本的な約束を守らせる事が必
要です。男性の床屋でカットのみを行う安価な床屋が
あります。
安価な床屋はカットしたあと髪の毛を洗う事なく、
掃除機の様な物でカットした体毛を吸うだけです。
綺麗に吸ったつもりでも、髪の中、洋服に切った髪
の毛が付いている物です。
床屋に行った場合は必ず髪の毛を洗ってから工場に
くる事が必要です。
床屋に行かなくても髪の毛を洗うと、かなりの数の
髪の毛が抜けています。
食品工場で働く方は、毎日髪の毛を洗う事が私は大
切な事だと思います。
髪の毛を洗う事なく出勤しなければならない時は、
必ずブラッシングを行ってから出勤する事が必要です。
食品に混入した時に髪の毛の用に見える物がありま
す。動物の毛のような「ファー」が流行しています。
女性のコートには必ずと言っていいほどファーが付い
ています。
工場に出勤する時に、ファーが抜けてついた時に髪
の毛に見える物を着て来てはいけないと決めて教育す
る必要があるのです。
もちろん、作業着の中にセーターなどの毛糸で出来
ている洋服は着る事を制限すべきなのです。
管理が出来ている工場では、寒い所で働く方には、
下着を支給している工場もあります。
毛髪に見える体毛の管理が必要
作業着の下のズボンの裾から体毛が落ちる様になっ
ていませんか。私は工場に入る時はズボンの裾を靴下
の中に入れる様にしています。
特に長靴ではなく、短靴で作業している工場では靴
下の長さ、ズボンの裾の処理に注意が必要です。
作業着の下の下着をどうするか考えていますか。上
着の作業着の下に何を着るか決めていますか。
ランニングシャツ状の物を着ると、腋毛が落ちてく
る可能性があります。
上着の下は必ず袖のある下着を着る必要があります。
作業着の上着をズボンの中に入れるかどうかは、体
毛が落ちた時に作業着の中にとどまる様にすべきなの
です。
女性は化粧が必要ですか。思い切って「化粧は禁止」
と議論すると従業員の意識が上がると思います。
女性の化粧で匂いのきつい物もあります。
製造している食品に匂いが移ってしまう化粧は禁止
すべきです。
つけまつげ、マスカラなどは、混入した場合まさし
く毛髪に見えてしまいます。
作業中は、つけまつげなどは禁止すべきだとは思い
ませんか。
従業員が食品工場に出勤する前から毛髪混入に気を
使い出す事を教育できれば、毛髪混入対策の第一歩が
進んだと言えます。
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。
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HP「食品工場の工場長の仕事とは」主催 品質管理
生産管理 河岸宏和
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