=================================食品安全教育研究所発行=
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■■ 従業員の持ち物検査について
■■■ 2017年10月1日発行
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おはようございます。河岸です。
スーパーの方にお話を聞くと、万引で商品が無くなるよりも、
内部の方が持ち出す物の方が多いという話です。
スーパーのバックヤードを関係者のふりをして歩いて見ると、
声をかけられずに歩くことが出来る所もあります。
納品業者のふりをして、商品を持ち出すことは難しく無いの
かもしれません。
スーパー、食品工場でも、従業員の鞄の中を、中に入るとき
帰宅する時に定期的に中身を点検することで、身内から犯罪者
を出さなくてすむようになるのです。
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従業員の持ち物検査について
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悪意を持った従業員がいるという前提
従業員が作業場の外から食品危害になる物を故意に持ち込ま
ないようにするために教育が必要です。教育時に持ち物検査が
有る前提で私物を持ってくるように宣言を行って置く事が必要
です。
従業員の持ち物検査は日本ではあまり見かけませんが、日本
でも大手商社の連続爆弾事件が有ったときには、商社の出入り
口では、ガードマンが私物のカバンの中を確認する事が良くあ
りました。商社でも最近はあまり持ち物検査を行っているとこ
ろを見ません。
持ち物検査の方法はカバンの中身をすべて机の上に従業員自
分自身で出してそれを確認するという手法をとります。
日本の食品工場などに行っても持ち物検査を受けることは無
いのですが、中国の食品工場を視察したときは持ち物検査を受
けました。
アメリカの作業場では悪意を持った異物混入が色々起きてい
ます。「君は明日から来なくていいよ」と言われた作業者が、
「金属異物を混入させて辞めて行った」という事はよく起きて
います。
悪意を持った方が作業場の中に殺虫剤などを持ち込むことが
出来ないように持ち込み検査を行うことが重要です。
作業場の物を持ち出さない点検
作業場の中の備品、材料、製品を作業場から持ち出してはいけ
ない事も充分に教育します。持ち物検査を行うと作業場の物を持
ち出す事はあきらめるのですが、それでも持ち出そうとする方が
出てきます。
持ち物検査が終わった後に、工場の外に備品などを隠して置い
た物を持ち出すのです。
作業場から外に出られるところ、例えば、ボイラー室、非常口
の外などに番重に入れて隠して置いて持ち出すのです。従業員が
帰る時間の前に作業場の外周を回って、異常が無いかどうかを確
認することが大切です。
アメリカのスーパーでは、買い物をしてレジで支払いが終わっ
た後、あらためて外に出るときに、レシートと買い物かごの中身
を再度係員が確かめてからドアの外に出る事が出来る所もありま
した。
管理がしっかりしている工場だと従業員に印象を付けることで
犯罪者を出すことを防げます。
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。
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