=================================食品安全教育研究所発行=
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■■ 包装ライン(クリーンルーム)の考え方
■■■ 2018年7月1日発行
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おはようございます。河岸です。
ブロック塀が倒れる事故が起きています。みなさんの工場の
外周の点検は終わっていますか。事故が起きる前に気がつくことが
大切です。
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包装ライン(クリーンルーム)の考え方
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天井は平面で有ること
包装ライン、特に包装後に二次加熱を行わない工場は注
意が必要です。
包装後、缶詰のようにレトルト殺菌(121℃以上でかび
等が死滅する熱量がかかっている加熱方法)を行っている
工場であれば注意する必要がありませんが、100℃以下で
二次加熱を行っている工場であれば、注意が必要です。
製品が暴露されて、ラインを流れる上には、蛍光灯、非
常灯等の天井からの露出部分があってはならないのです。
暴露した半製品が流れる工程の上は平面的な天井である
必要があるのです。
ソックダクト、配線、配管なども製品の上にあってはな
らないのです。
天井裏に入るための点検口なども暴露した製品の上に来
ないようにしておくことが大切なのです。
放送用のスピーカー、煙探知機、等の設備も暴露した製
品が流れるところには設置すべきでは無いのです。
天井の材質も注意が必要です。細菌類の落下を防ぐため
には、天井を定期的に清掃、洗浄する必要があります。
洗浄しても問題無い材質であることが大切なのです。よ
く工場で使われている石膏ボードなどはぬらして洗浄する
事が出来ないので、暴露する包装室には使用できない材質
になります。
洗浄出来る材質でも、くぼみのある材質の物もあります。
洗浄時にくぼみ部分も綺麗に洗浄が出来ればいいのです
が洗浄不足になっていると、くぼみ部分からカビが発生し
てくる場合があります。
電気配線、給水などの配管も極力露出を避けるべきです。
包装室内の壁天井は、洗浄が出来るように極力平面であ
る必要があるのです。
照明は真上からの照明では無く、横から当てる事が大切
です。
一般的な蛍光灯は、三角の内部にかびなどの巣になる可
能性があります。
蛍光灯全体を包み込むカバーのついた物を使用するか、
三角の部分を定期的に洗浄する必要があります。
「暴露した製品の上には平らな天井しか無い」この事が
大切なのです。
石膏ボードのように洗浄できない材質の天井の場合は、
定期的に埃などを取り除く事が重要です。
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。
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