=================================食品安全教育研究所発行=

■■  購買の仕事について
■■■                  2017年6月3日発行 
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おはようございます。河岸です。
 帯広近郊の方、お待ちしています。無料とは思えないセミナーを
行う予定です。

●私、 #河岸宏和 の無料セミナーの案内です。

『お客様に生産現場から品質管理を伝える。売られるための品質管理とは』
13:00 - 14:30 【定員80名】
ウチダシステムズフェア2017 in帯広 開催のお知らせ 【2017年6月6日】
日時 平成29年6月6日(火)10:30 - 16:00
会場 とかちプラザ 講習室401・402号室
北海道帯広市西4条南13丁目1
申し込みは下記からお願いします。
 http://www.uchida-systems.co.jp/seminar/20170606.html

 

●7月6日(木)10時〜17時
会場 釧路市交流プラザさいわい 
 釧路の申し込みはしばらくお待ちください。

●私 #河岸宏和 のセミナーの案内です。
“食の安心・安全”を確保するための
食品工場の品質管理
【日 程】
2017年6月16日(金) 13:00〜17:00
【会 場】
都内都心部

私 #河岸宏和 の紹介と言っていただけると 
一万円引きになります。申込時 連絡お願いします。
 http://tech-d.jp/food/seminar/show/2938
みなさん お待ちしています。

●私 #河岸宏和 の大阪のセミナーの案内です。
2017年6月21日 水曜日 10時から17時
場所 大阪市中央区
「品質トラブル、クレームの未然防止策」
 申し込みは下記からお願いします。
 http://ja8mrx.o.oo7.jp/170621oosaka.pdf

● #河岸宏和 のセミナーの案内です。
食品における想定外のクレーム事故を無くすノウハウと
売れる新商品開発を進めるためのノウハウ
日時 2017/6/30(金) 12:30 〜 16:30
会場 連合会館 (東京・お茶の水)
 http://www.thplan.com/seminar/14622/
私、河岸宏和の紹介と言っていただければ
4000円引きになります。
みなさんお待ちしています。

・食品工場で便利な備品
 http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22?_encoding=UTF8&node=16
 青いラップなど便利な備品です。

・食品工場の参考になる本  
   http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/249-0151581-1769102
・中食・外食で参考になる本 
   http://astore.amazon.co.jp/innsyokutenn-22
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 購買の仕事について
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製品の差別化は仕入れる原材料の差別化

 「規格通りの原料を必要な時必要な量を仕入れる部門」
書いてしまえば非常に簡単な仕事です。非常に難しい仕事
の一つには、差別化原料の仕入れがあります。
 原料の差別化、鮮度の差別化は進んで来ています。例え
ば、当工場で使用している豚肉は鹿児島でとれたサツマイ
モだけを食べて鹿児島の土地で育った豚肉だけを原料とし
て使用しています。
 契約農場でとれた産卵日から三日以内の卵を使用してい
ます。現実にそんなマヨネーズが出てきています。
 消費者の方から、問い合わせが来たときに、説明できる
ように、仕入れ規格、仕入れの証明を作成する必要があり
ます。仕入れ先のレベルが低い場合は、仕入れ先に対して
教育を実施する必要も出てきます。新商品が売れると、開
発、製造、工場長と全ての人は喜びます。
 ただ一人顔が青くなるのは、あなた購買の部門です。新
商品がどのくらい売れるか、原料の手配はどうすればいい
か、全てあなたの肩に掛かっています。多く仕入れてしま
えば、原料は余ってしまいます。少なければ新商品は思っ
たように売ることはできません。

 

一円でも安く、そのためには知恵が必要

 コストダウンの交渉もあります。賃金が毎年毎年上がっ
ていた頃は、物価も上がっていました。賃金が上がらず物
価は下がり続けている。そんな時代になりました。
 購買部門は毎年毎年仕入れの原材料価格を下げなければ
なりません。
 原料の品質、規格を下げることなくコストダウンをする
ためには、仕入れ業者と密に打ち合わせを行って、運び方、
包装材料、在庫量等等を考え一円でも原料のコストダウン
をする事が必要です。
 仕入れ業者と知恵を出し合って一円を下げる努力が必要
です。仕入れ数量を年間で決めることによりコストを下げ
ることが出来ます。量と季節が決まれば原料の確保はかな
り色々な事が考えられます。そのためには、年間の仕入れ
数量の予定、月間、週間計画を仕入れ業者と密に打ち合わ
せる必要があります。

 

業者と密になりすぎない工夫が必要です。

 工場によっては、仕入れ担当者を毎年毎年変更する場合
もあります。理由としては、それだけ癒着してしまうこと
です。癒着とは、お金をもらったとかキックバックをもら
った、等の不正を行っただけでなく、緊急の不足した場合
に無理を言って運んでもらったとか、余剰原材料を引き取
ってもらった等のなれ合いが生じてきます。
 仕入れ業者との適切な関係は喜ばしい事ですが、いつの
まにか工場の利益、お客様の利益を考えずに、仕入れ業者
の利益を考えてしまうのです。適切な関係は、お客様の方
向を見て、工場、仕入れ業者とも利益がでる体質を作り上
げることが大事だと思います。

 

あなたの工場は、どこよりも適切に原材料を仕入れていますか。
 
 
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。
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