=================================食品安全教育研究所発行=

■■  受発注の仕組みについて
■■■                  2017年8月12日発行 
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おはようございます。河岸です。
●私、 #河岸宏和 のセミナーの紹介です。
 計画段階ですが、10月3日 火曜日に
 札幌市内で無料セミナーの計画があります。
 是非、手帳に印をお願いします。
 みなさんお待ちしています。

● #河岸宏和 のセミナーの案内です。
“食の安全”を確保するための製造工場の運営・管理と品質問題への
対処法、異物混入防止、アレルギー対策、防虫・防鼠、クレーム発生
後の再発防止、ミスを起こさない商品設計など“食の安心・安全”を
確保する品質管理手法を包括的に解説します。

【日 程】 2017年10月6日(金) 13:00〜17:00
【会 場】 都内都心部で調整しております。
 http://tech-d.jp/food/seminar/show/3147
 私の紹介と 申込時に伝えていただければ、1万円引きになります。
みなさん お待ちしています。

 

●オプテックス・エフー株式会社による、
 私、 #河岸宏和 の無料セミナーの案内です。

 日程・ 場所:
・福岡: 2017年9月15日金 TKP 博多駅筑紫口ビジネスセンター (博多駅 )
・大阪: 2017年10月13日金 ATC ホール 会議室 (大阪南港)
・名古屋: 2017年10月27日金 桑山 ビル 会議室 (名古屋駅)
 時間 ・内容 :14:00 〜16:30
第一部:河岸宏和 基調講演
「想定外 の事故、 事故、 クレーム クレーム を無
くする企業 文化 を作るために」

九州分の申し込みは 下記から お願いします。
 https://www.optex-fa.jp/seminar/index13.html
大阪、名古屋は、9月上旬に募集を始めます。

 

●加須市地域ブランド開発セミナー 無料です。
 私、 #河岸宏和 も講師を務めます。
加須市内の事業経営者・農業従事者・創業希望者。
 加須市内の方で商品のブランド化や6次産業化に興味のある方。
 2017年10月12日 13:30〜16:30
 http://www.kazotksk.com/seminar/seminarlist/1527/

●食品工場診断について
 車に車検制度、人間に定期健康診断制度があり、大きな事故、
病気になることを未然に防いでいます。
あなたの工場、従業員の管理状況の健康状態を検査してみませんか。
 http://ja8mrx.o.oo7.jp/koujyousinn.pdf
 #河岸宏和 #食品安全教育研究所
 

・食品工場で便利な備品
 http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22?_encoding=UTF8&node=16
 青いラップなど便利な備品です。

・食品工場の参考になる本  
   http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/249-0151581-1769102
・中食・外食で参考になる本 
   http://astore.amazon.co.jp/innsyokutenn-22
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 受発注の仕組みについて
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センターでの集計業務の早さが差別化

 3PLの仕組みの場合は、受発注も含めている
場合が殆どになります。現在の流通システムの
中で、この発注から納品までの時間(リードタ
イム)を短くすることが、勝ち組と負け組を分
ける項目になってきています。賞味期間の長い
商品は影響が少ないのですが、賞味期間が短い
商品については、このリードタイムが大事にな
ってきます。
 例えば、大型スーパーは買い物客が土曜日、
日曜日に集中します。しかし、この週末に大雪
等の天気が悪くなってしまうと買い物客は極端
に少なくなってしまいます。
 しかし、発注を抑えめにして商品が少なくな
ってしまうと、買い物に来られた、お客さまに
迷惑をかけてしまいます。お店で天気予報を確
認して、発注して、納品されるまでの時間が短
ければ、この天気による要因を少なくすること
ができます。
 例えば納品前日の朝9時より11時、12時
と一時間でも遅くなった方が、天気予報の精度
は上がってきます。センターでの集計業務のス
ピードを上げると、センターで集計して工場に
発注する時間は同じにして、お店からの発注を
遅くすることができます。
 センターの集計業務のスピードが差別化に繋
がります。

 
必ず届けることの出来る仕組み作りが大切

 センターでの集計業務が終わり工場に発注し
ます。ここでお店、センター、各工場の約束毎、
契約が大事になります。契約の内容は、発注の
時間、数量の約束になります。
 また、支払いはどの時点で行うかも大切な点
です。工場の一日で出来る数量を越えて発注し
た場合はどうするか、逆に1パックも発注が無
かったときの原材料が使えなくなった時の保証
はどうするか、明確にする事は色々な可能性を
考えて決めておく必要があります。
 一般的には、お客さまに近い方が、力が大き
いのが通例ですから、発注数量を全て納品する
事。もし数量が不足した場合は、売価保証する
契約になります。この売価保証は、納品された
商品が売れたときにお店に入ってくる売価金額
を補償する事になります。納品価格80円、店
頭売価100円の場合は、差額の20円を欠品
した工場が保証することになります。
 但し、逆に売れずに残ってしまった場合は、
小売店の責任になります。センターが集計ミス
をしてしまった場合はセンターの責任になりま
す。
 鮮度が短く、天候に左右されやすいお弁当、
総菜などの商品はこのような、売価保証のシス
テムで運用されています。

 
変化に対応できることが大切

 お客様からの注文に応じてセンターで受注し
た場合に、工場でも数量の変化に対応すること
が必要です。水産物、農産物特に青果について
は、急な注文に応じて原材料の在庫が必要です
が、在庫を工場で持つことによって、お客様に
食べていただくときの鮮度が落ちてしまいます。
 急な注文に対応するためには、ある程度の原
材料の在庫が必要ですが、野菜は鮮度がいいほ
ど美味しく、安全安心して食べられるので、原
料供給からの変化に対応する仕組み作りが必要
です。
 仕組みに参加した人たちすべての人たちが
win−winの関係を作り上げることが必要
です。

 
 
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。
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