=================================食品安全教育研究所発行= ■ ■■ 情報の流れを止めないこと ■■■ 2019年3月10日発行 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ おはようございます。河岸です。 #河岸宏和 フェイスブックでは 食品関連の問題点、注意点 などを毎日一枚の写真で解説しています。 毎日見るだけでも参考になるはずです。 是非従業員教育などの参考にしてください。 #品質管理 http://www.facebook.com/ja8mrx 3月は危機管理を主に行っているので是非フェイスブックを 確認してみてください。 ●食品に関する質問、工場健康診断などの連絡は下記からお願いします。 http://form.mag2.com/rouvoviami ●食品工場診断について 車に車検制度、人間に定期健康診断制度があり、大きな事故、 病気になることを未然に防いでいます。 あなたの工場、従業員の管理状況の健康状態を検査してみませんか。 http://ja8mrx.o.oo7.jp/koujyousinn.pdf #河岸宏和 #食品安全教育研究所 ==================================================== ★☆ ==================== 情報の流れを止めないこと =========================== ●悪い情報ほど共有化が必要 発生した、クレームトラブルなどは、従業員、経営層に 対して包み隠さず伝える事が大切です。JR東日本では運行 トラブルがあると、携帯メールを活用し経営層まで連絡を するそうです。 メールで連絡するだけでなく、ラインの様に相手が読ん だかどうか「既読」の機能がついた情報伝達ツールを使用 する事で「聞いていない」と言うトラブルを防ぐことが出 来ると思います。 経営層の方の中には、大きなトラブルになった時に「な んで発生した時にすぐ伝えてくれなかったんだ」と後出し じゃんけんのように言われる方がいます。 トラブルを配信するときには、必ず発生時の一報だけで はなく、途中経過を含めた二報、三報、解決までの配信が 重要です。 ●ワイングラスの考え方 クレーム等のトラブル時の伝達には、ワイングラスの考 え方があります。ワイングラスに注ぐワインがクレーム、 トラブルと考えます。 ワイングラスの底板が従業員、経営層と考えます。ワイ ングラスの芯棒は詰まっているので、自社でのクレーム情 報、他山の石、社会の変化などの情報の共有化が必要な事 はすべて、情報を注いでもワイングラス芯棒で詰まってし まい、相手には伝わらないのです。 情報の共有化のためには、ワイングラスでは無く、焼酎 のお湯割りを飲むグラスのように、クレームを注ぐと直ぐ にグラスの底まで情報が伝わることが大切です。 クレーム、トラブルが発生したときに、加工せずに情報 を伝えるのですから担当さえ明確にすれば新人でも出来る 事になります。 大切なのは、担当を明確にし、伝えたかどうかをチェッ クする担当を明確にする事です。 ワイングラスの考え方で会社の体質を説明が出来ます。 2000年代始めに発生した三菱自動車のクレーム隠しの事例 は、車のリコール対象になるようなクレーム、不良情報を 経営層に伝えず、ロッカールーム中に情報を隠していたの です。もし、情報の共有化が行われていれば、クレームの 実態を知った方が必ず対応を行っているはずです。 従業員、経営層に対して悪い情報ほど透明性を持って伝 える事が重要なのです。 私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。 ★☆ ========== いろんな 人に 勧めてください ================ 私、河岸宏和の教育の依頼は 下記のページの 「連絡先」から お願いします。 http://ja8mrx.o.oo7.jp/kouennira16.htm ●クレームのない、生産効率のいい工場の設計の相談に乗ります。 ●河岸宏和の講演、セミナーなどの依頼はこちらからお願いします。 いままでの実績も纏めてあります。 http://ja8mrx.o.oo7.jp/kouennira16.htm #HACCP HP「食品工場の工場長の仕事とは」主催 品質管理 生産管理 河岸宏和 |