=================================食品安全教育研究所発行=

■■ 包装資材の取扱について
■■■                  2018年4月29日発行 
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おはようございます。河岸です。
 あなたの工場で使用している包材の流通経路を確認したことが
ありますか。工場に入荷してくるときは、プラパレに乗ってきて
いても中間倉庫では、木製パレットに乗っているかもしれません。
 一度、流通経路を確認してみませんか。

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私の著書『ビジュアル図解 食品工場の品質管理』に基づいて行います。
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 #河岸宏和 #食品安全教育研究所

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 包装資材の取扱について
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工場内に異物を持ち込まない

 異物混入を防ぐ基本は、包装室に異物を持ち込まない事です。
 包装室で使用する、包装資材は、段ボールから出し、コンテナ
などの別の容器に移し替えて包装室に持ち込むことが必要です。
 包装室では、包装資材を包んである袋から出して使用します。
 包装資材の端数が残った場合は、ラップなどで包装資材を包み、
段ボールに入った包装資材置き場とは別のところで保管管理する
必要があります。

中間倉庫の確認について

 食品工場で包装資材について管理を行っていても、包装資材
が運ばれてくる途中での異物混入の可能性が無いかの確認が必
要です。
 工場に運ばれてくる、配送車の床、壁等が木製の場合、木の
破片が段ボールを破って包装資材に入り込む可能性があります。
 段ボールのつなぎ目から段ボール内部に入った場合は、受け
入れ時に気がつかない可能性があります。
 包装資材工場で木製のパレットを使用してる場合も注意が必
要です。
 木製のパレット、特に破損しているパレットを使用してる場
合は、破損した木片が、包装資材に混入している可能性がある
のです。
 包装資材の場合、包装資材工場から直接納品されている場合
は問題が無いのですが、中間倉庫を利用して、配送している場
合があります。
 私の確認した包装資材の中間倉庫は、荷下ろし、積み込みが、
屋外で行われていました。
 仕分け、配送に使用するパレットも木製の破損している、古
いパレットを使用しています。
 さらに、包装資材段ボールの上部にも木製パレットを乗せて
いるため製品の下部だけでなく、上部からの異物の混入も考え
られるのです。
 食品工場での異物混入を防ぐためには、異物になる可能性の
ある物を工場内に持ち込まない事が大切です。
 工場に原材料を搬入する配送車、中間倉庫の確認も是非行っ
てみてください。

私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。
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