=================================食品安全教育研究所発行=

■■  商品の保管について
■■■                  2017年8月19日発行 
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おはようございます。河岸です。
●食品工場診断について
 クレームが減らない、従業員の定着率が悪いと感じている方に
お勧めです。
 車に車検制度、人間に定期健康診断制度があり、大きな事故、
病気になることを未然に防いでいます。
あなたの工場、従業員の管理状況の健康状態を検査してみませんか。
 http://ja8mrx.o.oo7.jp/koujyousinn.pdf
 #河岸宏和 #食品安全教育研究所

●私、 #河岸宏和 のセミナーの紹介です。
 計画段階ですが、10月3日 火曜日に
 札幌市内で無料セミナーの計画があります。
 是非、手帳に印をお願いします。
 みなさんお待ちしています。

● #河岸宏和 のセミナーの案内です。
“食の安全”を確保するための製造工場の運営・管理と品質問題への
対処法、異物混入防止、アレルギー対策、防虫・防鼠、クレーム発生
後の再発防止、ミスを起こさない商品設計など“食の安心・安全”を
確保する品質管理手法を包括的に解説します。

【日 程】 2017年10月6日(金) 13:00〜17:00
【会 場】 都内都心部で調整しております。
 http://tech-d.jp/food/seminar/show/3147
 私の紹介と 申込時に伝えていただければ、1万円引きになります。
みなさん お待ちしています。

 

●オプテックス・エフー株式会社による、
 私、 #河岸宏和 の無料セミナーの案内です。

 日程・ 場所:
・福岡: 2017年9月15日金 TKP 博多駅筑紫口ビジネスセンター (博多駅 )
・大阪: 2017年10月13日金 ATC ホール 会議室 (大阪南港)
・名古屋: 2017年10月27日金 桑山 ビル 会議室 (名古屋駅)
 時間 ・内容 :14:00 〜16:30
第一部:河岸宏和 基調講演
「想定外 の事故、 事故、 クレーム クレーム を無
くする企業 文化 を作るために」

九州分の申し込みは 下記から お願いします。
 https://www.optex-fa.jp/seminar/index13.html
大阪、名古屋は、9月上旬に募集を始めます。

 

●加須市地域ブランド開発セミナー 無料です。
 私、 #河岸宏和 も講師を務めます。
加須市内の事業経営者・農業従事者・創業希望者。
 加須市内の方で商品のブランド化や6次産業化に興味のある方。
 2017年10月12日 13:30〜16:30
 http://www.kazotksk.com/seminar/seminarlist/1527/

・食品工場で便利な備品
 http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22?_encoding=UTF8&node=16
 青いラップなど便利な備品です。

・食品工場の参考になる本  
   http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/249-0151581-1769102
・中食・外食で参考になる本 
   http://astore.amazon.co.jp/innsyokutenn-22
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 商品の保管について
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受け入れた状態で出荷

 一般の方が配送センターに一番求める機能です。
商品が入荷してきた時点で、時間軸で変化する以
外は変化させないで、保管することになります。
一部の商品では入荷してきた時点では凍結されて
いて、出荷するときは解凍して出荷する商品もあ
りますが、基本は入荷した時点と、出荷する時点
で、時間軸以外の形状等の変化をさせないことが
大切です。商品を変化させるのには、物理的危害、
化学的危害、生物的危害、ペストコントロール、
個人衛生が大切になります。

 
製品に危害が加わらないように管理

 物理的危害は、商品を段ボール箱毎つぶしてし
まった場合、センターの蛍光灯が割れて、ガラス
片が入ってしまった、木製パレットの割れた破片
が刺さってしまった場合等が考えられます。
 この物理的危害を防止するためには、壊れてい
る備品を使用しない、蛍光灯に割れた場合落ちて
こない、カバーをする、床に商品の直置きをしな
い、商品を決められた段数以上積み上げないなど、
基本的な事項を守る必要があります。
 化学的危害を防ぐためには、化学薬品を使用す
る場合は、保管商品に影響が無いように使用しま
す。洗剤、バッテリー液、塗装剤などが考えられ
ます。もっとも有機溶媒などが共同配送されてい
る場合は、特に注意する必要があります。
 生物的危害を防止するには、温度管理の徹底に
なります。常温保管商品でも、真夏の倉庫に保管
しては変質してしまいますので、配送センターは
常温保管では無く、定温保管での管理が必要にな
ります。温度は低ければ低いほどいいわけでもな
く、入荷された時点から、出荷して、配送車に乗
って、お客さまに付くまで、温度変化が無いこと
が大切になります。
 温度変化があると、露を持って段ボールが弱く
なり問題を起こしてしまいます。

 

食品工場と同じ管理が必要

 ペストコントロールは、建物の構造からくる物
が多いですが、一日一回は、ペストの気持ちにな
ってセンターに侵入する侵入口が無いか、チェッ
クする必要があります。
 万が一センターに侵入しても、ペストを捕獲出
来る設備を備えなければなりません。
 食品を取り扱う配送センターでも、最後は個人
衛生になります。食品工場までの個人衛生は必要
有りませんが、床屋に行っている、毎日洗濯して
いるなどの個人衛生の基本は同じ事項になります。
 基本的な個人衛生を配送センターで働く人に教
育することによって、何か食品事故が起きそうな
ときに未然に防ぐことができます。
 たとえば、空調の排水管から水漏れが発生した
ときに、食品にカバーを掛けて水の被害が広がら
ないようにすることなどが、配送センター全体の
中で自然にできるようになるのです。

 

一人一人の個人衛生の意識でセンターのレベルは向上します。
 
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。
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 「連絡先」から お願いします。
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HP「食品工場の工場長の仕事とは」主催 品質管理 生産管理 河岸宏和

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