●　#河岸宏和　のセミナーの案内です。
“食の安全”を確保するための製造工場の運営・管理と品質問題への
対処法、異物混入防止、アレルギー対策、防虫・防鼠、クレーム発生
後の再発防止、ミスを起こさない商品設計など“食の安心・安全”を
確保する品質管理手法を包括的に解説します。

【日　程】 2017年10月6日（金） 13：00〜17：00
【会　場】 都内都心部で調整しております。
　http://tech-d.jp/food/seminar/show/3147
　私の紹介と　申込時に伝えていただければ、１万円引きになります。
みなさん　お待ちしています。

・食品工場で便利な備品
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　青いラップなど便利な備品です。

・食品工場の参考になる本　　
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・中食・外食で参考になる本　
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　人が集まらないと嘆く前に
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成長する仕事を教えているか

　飲食店では従業員が集まらないと嘆いている
お店の声を聞きます。
　せっかく働き出した方も直ぐ辞めてしまうと
言う声も聞きます。
　始めてバイトに来る方、社員として入社した
方は、真剣に仕事を探して、仕事に対して夢を
持って入社してきているはずです。
調理場に働き始めると、皿洗いは、洗浄機に皿
を並べるだけ、サラダを作るときは、カット野
菜を皿に並べるだけ、お客様からクレームがつ
くと、「茶色く変色したところは外すように」
と注意されるだけで、美味しい物をお客様に提
供すると言う気持ちが先輩たちから伝わってこ
ないと思っているかもしれません。

食材は切り方で美味しさが変わる

　サラダをカット野菜を使用していなくとも、
キャベツのスライスを電動スライサーにキャベ
ツを入れるだけの作業では、毎日仕事に対して
興味を失ってしまいます。
　キャベツをどの方向に切れば美味しくなるか、
太さはどのくらいの太さがいいか、切れ味のい
い包丁で切った方が美味しくなる、切ったあと
に冷たい水に入れてしっかり水を切った方が美
味しくなります。
　毎日、まかないで自分で切ったキャベツを食
べて、先輩から「うまくなったな、この腕だと
お客様に出せるね」などと声をかけてもらえれ
ば、休憩時間を惜しんで包丁の腕を磨くはずで
す。
　包丁の取扱の腕を磨くだけで無く、包丁の研
ぎ方を教える事で、包丁に対する取扱も丁寧に
なるはずです。
　アメリカの道具は、誰もが、熟練することな
く、美味しい物が作れるように道具を作りあげ
ています。今日、始めて作業する方も、美味し
いキャベツが切れる道具を作りあげるのです。
　しかし、働いて居る方は、自分の成長を感じ
る事が出来る仕事が無いと、働く意欲がなくな
ってしまいます。
　自分の腕が成長し、成長した腕で調理すると、
お客様の喜ぶ顔を見る事ができれば、働く喜び
を感じられるはずです。
　野菜だけでなく、肉、ハム等の肉加工品、刺
身なども、切れ味のいい包丁で、繊維に対して
美味しく感じる方向で切ることで美味しさが大
きく変化します。
　回転寿司店でも、良く切れる刺身包丁で、繊
維に対して直角に切ることで家庭よりも美味し
く刺身を提供する事ができます。

　
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。
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HP「食品工場の工場長の仕事とは」主催　品質管理 生産管理　河岸宏和