=================================食品安全教育研究所発行=

■■ 業務改革について
■■■                  2018年1月28日発行 
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おはようございます。河岸です。
 工場の業務改善、クレーム削減などを新たに考える時期に
なってきていると思います。
 みなさんの工場の業務改善の最終目的は何になりますか。

●食品に関する質問、工場健康診断などの連絡は下記からお願いします。
 http://form.mag2.com/rouvoviami

● #河岸宏和 のセミナーの案内です。
2018年1月29日 月曜日
 東京(日本能率協会・研修室)
食品製造現場の「運営管理・指導・教育」実践セミナー
参加料 34,000円
申し込みは下記からお願いします。
 https://school.jma.or.jp/products/detail.php?product_id=100649
みなさんお待ちしています。

● #河岸宏和 の 大阪セミナーの案内です。
2018年1月30日 火曜日 10時〜17時
品質トラブル、クレームの未然防止策
食の安全を守る品質管理のやり方を解説します
 http://ja8mrx.o.oo7.jp/2018jan30.pdf
 https://www.opmia.or.jp/seminar_entry?post_id=3280
みなさん お待ちしています。

●私 #河岸宏和 のセミナーの案内です。
食品製造工場における各種異物の混入防止
2018/2/2(金) 10:00 〜 16:30
連合会館 (東京・お茶の水)
 http://www.thplan.com/seminar/18002/

●私 #河岸宏和 のセミナーの案内です。
“食の安心・安全”を確保するための
製造工場の点検と監査のポイント
【日 程】 2018年2月8日(木) 13:00〜17:00
【会 場】都内都心部で調整しております。
【受講料】29,980円(税込/テキスト付)
 https://www.tech-d.jp/food/seminar/show/3306
 食材、OEM等の仕入れ先工場の監査方法について解説します。
みなさん、お待ちしています。

●私 #河岸宏和 がコーディネーターを務めます。
第14回 食品安全シンポジウ
異物混入対策の最新事例
3月8日(木)
 本セッションでは、技術革新や新しい取り組みにより、大
きく変わろうとする異物混入対策の最新事例について討議す
る。
 まず永谷園は異物の定義を広義に捉え、不良品を排除する
ためにチャレンジしている事例、ハウス食品グループでは異
物バンクによる異物クレームの課題解決への事例を発表する。
 また、キユーピーでは、日に100万個以上流れる原料を、
目視検査し異物混入や不良品を確認することが増産化のネッ
クだったが、AI(人工知能)を導入し成果を上げてきた事
例などを発表する。
 https://school.jma.or.jp/foodsqm/index.html
 コーディネーター割引があります。 ↓↓↓↓
 http://ja8mrx.o.oo7.jp/14syokuhinsinnpo.pdf

●私、#河岸宏和 のセミナーの案内です。
食品製造工場における各種異物の
 混入防止/原因究明/発生時の対処法
東京
2018年03月27日(火)12:30〜16:30
申し込みは
 https://www.rdsc.co.jp/seminar/180378
講師割引があります ↓↓↓↓↓
 http://ja8mrx.o.oo7.jp/20180327ibutu.pdf

 

●食品工場診断について
 車に車検制度、人間に定期健康診断制度があり、大きな事故、
病気になることを未然に防いでいます。
あなたの工場、従業員の管理状況の健康状態を検査してみませんか。
 http://ja8mrx.o.oo7.jp/koujyousinn.pdf
 #河岸宏和 #食品安全教育研究所

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 業務改革について
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業務改革について      

 本来の業務改革は何か考えてみたいと思います。
 業務改革とは、古来「祇園精舎の鐘の音 盛者必衰のこ
とわりを表す、奢れる者は ひさしからず」「強みに滅ぶ」
などという言葉に代表される様に、本質をとらえない盛者は、
滅びていく、運命にあります。仕事の本質をとらえて今行っ
ている業務をいい方向に改革していくのが業務改革になりま
す。
 「過去のやり方で通用する」と、考えているうちは、改革
はできません。
 たとえば、ハエが工場の中に入り込み、製品の中に混入し
たとして、はえ叩きで追い回し、だめなときは、バルサンを
焚くと言う、現象面だけをとらえ目先の改善レベルでごまか
してしまい、うまくいかなかった事を、環境のせいにするの
ではなく、どうすれば、ハエが発生しないか、ハエが、工場
に侵入しないか、侵入しても捕らえられるかの本質を捉え、
考え知恵を絞るのが改革になります。

 
改革とは、例えれば 

 人間で言えば、すべての血液を異なる血液型の血液に交換
するような事です。
 今行っている事を、血液型で性格が判断して、「O型だか
らしょうが無いよ」と、言うのなら業務改革で血液型を入れ
替えるような考え方、実行力が求められます。
 なぜうまくいっていないかを自責でとらえる必要がありま
す。農耕に例えれば、収穫が悪ければ天候のせいにし、収穫
がよければ、努力の結果とする
 精魂こめて耕し、肥料をやって土地を豊かにして、ただ漫
然とした、従来の続きの作業をやるだけが現状とすれば、天
候が悪くとも、台風がこようとも、収穫の良否は、自責とと
らえより環境に適した品種に、改良する努力を進め、灌水や
水はけを考えて、草をとり、病害虫から守り、こまめに手入
れを続ける事を考える事が、改革につながります。
 冷夏でも、お米がきちんと出来ている、田も有るのです。
 

自責で仕事をするために 

 自己改革が必要です。イノベーションが必要です。自分で
考え、判断して、業務を推進したとき、業務に対して成果が
でたときに、行って居る業務を構造的にとらえられることが
必要です。
 

リーダーとして自責で業務する人間をどう育てるか 

 「ガンバレ」、「やれ」と肩を叩いただけの、リーダーで
は失格です。業務が、なんのためにやっているのかという問
題を、構造的にとらえる事を教える必要があります。
 業務とは何か、という理論を教育しなければなりません。
 過去にすばらしい業務を推進してきた、個々人が自覚して、
仕事を行うとき、即ち、自分が仕事の主人公になること、一
生懸命働けという見かけの権限委譲では、単なる、労働の強
制になります。
 仕事に対するやりがいをどのように導き出すかは、上司と
の信頼関係が大切になります。結局会社との信頼感が必要に
なるはずです。
 

リーダーに望まれる事

 リーダーが業務をどこまで徹底できるかは、ーダーが心を
鬼にする必要があります。
 指示を徹底出来ないリーダーならリーダーを替えるしかあ
りません。仕事の状況の悪さの責任は、業務を行って居る担
当者にあるのではなく、リーダーの責任になります。
 人間は業務が推進しないときにできない理由は、いくらで
も考えて並べ立てるものです。 
 

会社との信頼感は如何に作りだすか

 情報化社会の中では、様々な情報の共有化が信頼感の第一
歩です。例えれば、運動会のムカデ競争の様に情報と言うひ
もがきちんと結ばれ、各自が情報のひもの動きどうりに動か
なければ決して前には進まないのです。先頭は会社であり、
上司になります。
 

ムカデ競争の先頭に望まれる事 

 長期的なビジョンが必要になります。リーダーは常に考え
続け、言い続ける事が必要になります。メンバー全員が同じ
価値感で仕事をする必要があります。
 

結果としてどうなるのか
 進化ではなく、深化が必要です。この業務が駄目だから、
次次と別の仕事に進化するのではなく、一つ一つのことを、
なぜなぜと深化していく必要があります。

 

売り上げ第一主義から利益が充分上がる体質の会社へ

 営業利益が上がり、経常利益が上がり、個人個人がそれぞ
れの価値観で仕事をするために、なにをしたら良いのでしょ
うか。

企業ブランドの確立が必要
 

 包み紙を替えるのではなく 
 制服を替えるのではなく
 名刺のデザインを替えるのではなく
 マークを替えるのではなく

 「いい会社になったね」と言われる為には、どうすればい
いのでしょうか 

 企業の基礎体力が、無い中で体力をつけ、さらに飛躍する
ためには、何をしたらよいのかをさらに知恵を出し続ける必
要があります。
 大事な事は、常に智恵を出し続けないと、さらなる飛躍は
出来ないのです

私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。
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私、河岸宏和の教育の依頼は 下記のページの
 「連絡先」から お願いします。
 http://ja8mrx.o.oo7.jp/kouennira16.htm
●クレームのない、生産効率のいい工場の設計の相談に乗ります。
●河岸宏和の講演、セミナーなどの依頼はこちらからお願いします。
 いままでの実績も纏めてあります。
 http://ja8mrx.o.oo7.jp/kouennira16.htm

HP「食品工場の工場長の仕事とは」主催 品質管理 生産管理 河岸宏和

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