=================================食品安全教育研究所発行=

■■  非常時の原料供給体制について
■■■                  2017年1月14日発行 
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おはようございます。河岸です。
 年始に下記のご意見ボックスが普通になっていましたが、
無事復活しました。メルマガのご意見、工場指導などの連絡は
下記からお願いします。
 御意見 ご質問は http://form.mag2.com/rouvoviami 

●私 #河岸宏和 のセミナーの案内です。
食品の品質問題発生防止に必要な
安全で安心な食品をお客様に届けるための
食品工場の品質管理のポイントとトラブル対策
2017/2/10(金) 12:50 〜 16:50
於 東京
http://www.thplan.com/seminar/12514/
私 #河岸宏和 の紹介と言っていただければ
4000円 割引になります。
みなさん お待ち しています。 

私、 #河岸宏和 の最新刊
「スーパーで買っていい食品 買ってはダメな食品 ―食の
現場のホントのところがわかる本」が アマゾンから予約
出来るようになりました。
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 みなさんのお手元に是非置いてやってください。

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#河岸宏和 のセミナーの案内
“食の安心・安全”を確保するための製造工場の点検と監査のポイント
【日 程】
2017年1月20日(金)13:00〜17:00
東京
29,980円
講師割引が一万円あります
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お待ちしています。

● #河岸宏和 のセミナーの案内です。
「食品製造工場における各種異物の混入防止/原因究明/発生時の対処法」
 2017年03月30日(木)12:30〜16:30 於 東京 
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 青いラップなど便利な備品です。

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 非常時の原料供給体制について
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●どの原料の替わりが無いか
 東日本大震災の時に、地震による被害が
無い工場でも、ペットボトルの蓋が無くて
生産が止まってしまった工場がありました。
包装フイルムなどの包装資材が切れて稼働
できなかった工場も多数発生していました。
 ペットボトルの蓋などは、汎用性があり
そうなのですが、蓋の表面にロゴが入って
いるものが直ぐに手配できず、ラインが止
まったところもありました。
 包装資材などは、供給が止まってしまっ
た時に、無地フイルム、ラベル添付などで、
商品供給ができないか日常的に考え、準備
する事が必要です。
 食品工場は常にお客様が必要としている
製品を作っている事を忘れてはならないの
です。
 日常的にどの原料が切れてしまったら、
製品を作る事ができなくなるかの想定を行
う事が大切です。
 原材料在庫を極端に減らして、資材倉庫
も極力小さくする生産活動がありますが、
交通事故などで、配送車が止まっただけで
も、製造ラインが止まってしまうので、最
小の在庫を何日分、何時間分にするか、中
間倉庫を持つか、お客様に何日なら供給を
止めても問題が無いかを常に打ち合わせて
おく必要があります。

●お互いの確認が必要
 原料供給工場が止まってしまった時に、
製品を何日分在庫してれば、いいかの確認
が必要です。

●二社購買の考え方が必要
 直ぐに替わりが効かない原材料は、二社
購買が必要です。少なくても生産量の半分
は確保する事ができます。
 特に専用の原料の場合は、二社の内一方
の購買先の供給が止まった時に、もう一社
の増産体制がどの程度あるかの確認を常に
行っておく事が必要です。増産体制がとれ
ない場合は、三社、四社からの購買を検討
すべきです。
 一社購買の方が、価格品質など優位な面
がありますが、安定供給を考えた場合は、
複数社からの購買が必要です。
 特殊な配合、特殊な機械、特殊な技術が
無ければ製造できない原料の場合は、代替
え工場が無いかの調査を行って置く必要が
あります。

点検のポイント
1使用する原料の供給体制を把握しているか
2製品在庫を常に何日分持っているか
3他の工場から供給できる体制を作っているか

 
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。
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