==================================食品安全教育研究所発行=
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■■ 有給休暇の管理について
■■■ 2014年5月17日発行
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おはようございます。河岸です。
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有給休暇の管理について
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工場長の貴方は取得していますか
4月には新入社員が入って来ました。新入社員の有給は工場に
よって付与する日数が異なると思います。しかし、周りの先輩が、
有給をとってゆっくりしているか、有給も取れないような工場の
環境かは、新入社員に伝わっていると思います。
季節は桜も散り、そして春が終わろうとしています。
みなさんの工場の有給休暇の取得状況を管理していますか。
有給休暇は取得されると困ると言う考え方の方もいますが、有
給休暇は労働者の権利であり、給料の一部なのです。
年間、200日労働日数があり、有給休暇が10日とすれば、5%の
給料と同じ価値になるのです。
「なんとなく私の職場は有給がとりづらい」
「有給の申請書が無い」
「有給の台帳も無い」と言った工場も見たことがあります。
「時給は他の工場と変わりないのになんで私の工場は人が集ま
らないのだろう」と感じている工場長もいると思います。
世間の噂、口コミは思ったより早く伝わります。
ひょっとすると、あなたの工場は、有給が取得出来ないブラッ
ク工場としてネット上に載せられているかもしれないのです。
有給を取りやすい環境を作るためには、工場の責任者のあなた
が、毎年有給を完全消化することが大切なのです。
有給を取りやすい環境作り
休みやすい環境を作り上げることが大切です。しかし、工場の
生産が止まっては困ります。
通常の定休は工場の場合は、出勤管理表を作成していると思い
ます。
定休の他に、夏休み、冬休みを設定する時も、出勤管理表を作
成していると思います。
有給についても、出勤管理表で管理をおこなうのです。
有給の取得方法は個人個人で考え方が違います。
「怪我、病気をした時の為に、とっておく」と言う方。
「毎月毎月少しずつ消化すると」言う方。
「家族旅行にまとめて消化する」と言う方。
「退職時にまとめて取得する」と言う方。
「年度末に買い上げしてくれる」ことを希望する方
有給の消化方法の考え方は本当に各人によって違うと思うので
す。
職場の風通しがよければ、各自の休み方の考えが自然と伝わる
ものですが、なかなかうまくいかないので、職場単位で休みの取
り方の話し合いを持つといいかもしれません。
有給の起算日
前年度の有給の繰越日数、今年の有給日数を起算日以降の給料
明細と共に渡すと有給の残日数で従業員の方ともめることはなく
なると思います。
理想は、毎月の給料明細に有給の残日数、取得日数を明記する
といいと思います。
あなた、工場長が有給を完全消化する工場を目指しませんか
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。
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