・食品工場の参考になる本　　
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・中食・外食で参考になる本　
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　おいしいゆでたこをたべるために
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着色料が必要

　北海道などでは正月に真っ赤な酢蛸を食べます。刺身上
に切った時に表面の赤と断面の白のコントラストが非常に
綺麗に見えます。赤く見えるのは、一般的には嫌われてい
る着色料赤色102号を使用して居ます。北海道生まれの私
は、赤飯も真っ赤な物をたべていたので着色料には抵抗無
く美味しく頂いています。
　ゆでたこの主な輸入先はモロッコ、モーリタニアなどに
なります。特にモーリタニアは日本人の中村正明さんがた
この産業を指導した事で有名です。
　たこは内蔵を抜き凍結状態で輸入されてきます。日本国
内の工場でボイルされ、味をつけられて調味液につけられ
た状態でスーパー等の厨房に届けられます。
　スーパーの厨房では、たこを取り出し、スライスの状態
でパックしたものや、刺身状にしてパックし販売します。
刺身全般に言える事ですが、お刺身は、柵状から切って直
ぐの時が一番美味しく食べることが出来ます。ゆでだこも
足の状態のまま購入して、家庭でスライスして食べると美
味しく食べることが出来ます。
　食事は一手間かけた方が美味しく食べることが出来るの
です。お刺身は柵から家庭で切る一手間のためには道具も
必要です。是非、刺身専用の包丁を用意される事をお薦め
します。包丁は、定期的に研ぐ必要がありますが、専門の
方に年に一度磨いでもらってでも刺身包丁は是非台所に揃
える事をお薦めします。

たこの一言；あぶら石のあるところには蛸たこがいる。
「あぶら石」とは、潮の流れが速い為に、石の表面が洗わ
れてツルツルしている綺麗な石のこと。その周囲にはゴミ
も溜まらない。一方、蛸の食い意地は凄まじいが、至って
綺麗好き。食べかすは外に出し、自分の棲家を汚さないよ
うにしている。要するに、潮流によって掃除されるような
所に棲んでいるから、「あぶら石」のある近くには蛸がい
る。漁師の経験から生まれた、主として北海道地方の言葉。

　
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。