========================================食品工場長の仕事とは===

■■   中国産ウナギ、「一色産」と偽装 ラベルにデタラメ社名

■■■                            2008年6月30日発行 

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

おはようございます。河岸です。

 今日で6月が終わりです。2008年も半分が今日で終わりになります。

 関東は、土曜日が晴れて日曜は大雨でしたが皆さんは、充分休養できまし

たか?

 工場監査の講演を8月27日水曜日に関東で行います。是非、予定を開け

ておいてください。

 申し込み方法など明確になりましたら、改めて連絡いたします。

 

今週のお勧めの本です。

私が書いた本です。

「図解入門ビジネス 最新食品工場の衛生と危機管理がよ〜くわかる本」

著者 河岸宏和    価格 1575円(税込)(本体1500円)

ISBN 978-4-7980-2007-5

25年の経験を本にしました。

 食品工場の衛生管理、品質管理のほか災害発生時の危機管理まで、安全

安心な食品を安定して供給できる食品工場の運営管理のノウハウを実践的に

解説しました。

 不二家事件、ミートホープ事件、毒餃子事件と食にまつわる事件が立て続け

に発生し、食品メーカーにとって食の安全と品質確保は緊急の課題となってい

る一方、災害や停電の発生、資材不足などで生産停止に追い込まれるメーカー

も少なくありません。

 本書は、食品工場で25年の経験を持つ私の経験をもとに、食の安全安定

確保の具体的な施策のほか、クレーム対応や社員教育まで、実務で使える

ノウハウが満載に詰まっています。

http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/detail/4798020079/503-6974328-7135903

 

 

 

売れるお店の色彩学 (DO BOOKS) (単行本)    葛西 紀巳子 (著)

ちょっとした色使いで印象が変わります

 イチゴを食べる時、レモンを食べる時、梅干しを食べる時ちょっと目をつぶって

食べてみてください。

 目をあけて食べる時と味が異なって感じると思います。

 奥までお客さんが来ないと嘆いている方は店の内装の色、床面のタイルの

貼っている向きを考えてみた方がいいかもしれません。

 色使いのちょっとした工夫でお店の売上が変わってきます。

 どうして売れないのか悩んだ時に色も悩んでみませんか。

 お店の見せ方に悩んでいるあなたにお勧めの一冊です。

http://astore.amazon.co.jp/innsyokutenn-22/detail/4495563416/503-6974328-7135903

 

 

タルカラー烈伝 鉄 (単行本)      山根 一眞 (著)

日本の技術のすばらしさが伝わります。

 20年くらい前の車は10年も乗っていると車の天井の部分が錆びてきました。

私が乗っていた、バイオレット、シビックは両方とも車体の錆びたところが穴が

開いてしまいました。

 しかし、10年前に買ったカローラスパシオは全く錆びません。錆びなくなった

背景には、日本の製鉄の技術があるそうです。

 製造現場では、どこでも使用しているワイヤーロープの玉かけの部分も職人

技があり、事故が減っているそうです。

 日本の製鉄技術のすばらしさが伝わってくる一冊です。

http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/detail/4093794308/503-6974328-7135903

 

 

知的生産の技術 (岩波新書) (新書)      梅棹 忠夫 (著)

データー整理のバイブルです。

 あのダビンチもメモ魔でした。データーを整理して仕事に生かすためには、

とにかくメモをすることが大切です。メモをして、メモを整理する。この単純な

事が得意な人と、苦手な人が仕事量で大きな差に繋がってくると思います。

 メモをして原稿を書いて、原稿を送るときは必ずコピーを取る必要があります。

コピーが今のようになかった時代は、カーボン複写を使っていたそうです。

 パソコンで原稿を書く時代でも、必ずコピーを取る必要があります。最近でも

漫画の原紙を無くして、訴えられるという事も起きています。

 とにかく、情報をメモして、生かすためのバイブルです。

 是非、読んでみてください。

http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/detail/4004150930/503-6974328-7135903

 

=============================================================

★☆ =========================================

 中国産ウナギ、「一色産」と偽装 ラベルにデタラメ社名

==============================================

産地偽装をなぜ行ってはいけないのか

 今回の一色産ウナギの偽装事件は許せない事件です。まさしく偽装では無く、

詐欺と呼ぶのが正しい事件だと思います。

 中国産のウナギを国産表示してはなぜいけないのでしょうか?、日本人の

場合は、電車で子供がうるさく騒いでいても、「隣のおじさんが怒っているでしょ

う。静かにしないとおじさんが怒るよ。」と子供に注意してしまいます。なぜ、

電車の中でうるさく騒いではいけないか本質的な教育は行わずに、だめだから

だめと教育を行います。

 今回のウナギ偽装事件も、法律でだめだからだめと思っている方も多いと

思います。

 詐欺行為で、中国産の価格の倍の値段がする、日本国産に偽装したから、

あいつがもうけたからだめだと思っている方も多いと思います。

 確かに国産と、中国産の安全性、信用度は異なりますから、国産の方が値

段が高く販売することができます。今回の事件でも産地を偽装することで3億

円の利益が余計に上がったとされています。

 

 

なぜ、産地偽装を行ってはいけないのか。

 

 中国産のウナギに、餃子と同じように毒が入っていたとします。中国産の毒

餃子は、商品名、工場が明確でしたので、大きく報道されてからの二次被害は

ありませんでした。もし、中国ウナギに毒が入っていたとします。中国産のウナ

ギを食べると健康被害が出ると報道されているニュースを聞いているときに、

目の前で食べているウナギは、国産表示されていれば、安心して食べてしま

います。

 「中国産のウナギに毒による被害者が出ているんだね。」とニュースを見なが

ら国産に偽装されたウナギを食べてしまって健康被害に遭ってしまうことになり

ます。

 もし、製品に問題があったときに、適切にリコール、商品回収を行うために産

地偽装を行ってはいけないのです。

 ウナギであれば、どこでシラスが採取され、どこで黒子までそだて、どこで大

きくさせたか、そして大切なのは、いつ、処理して加工したかと言うことです。

 

 水産物は、いつ、捕獲したかを明確にすることで、偽装は難しくなると思いま

す。どこで、いつ捕獲したのか、必ず表示を行うようにする必要があるとおもい

ませんか?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

中国産ウナギ、「一色産」と偽装 ラベルにデタラメ社名 朝日新聞より

2008年6月25日10時44分

 

「三河一色産」として販売されていた中国産のウナギ

偽装されたウナギ商品の裏面。架空の会社名と住所が記されている

魚秀の本社が入るビル=25日午前、大阪市中央区、溝脇正撮影

 売れ残った大量の中国産ウナギを、日本一の養殖ウナギの生産地・愛知県

一色町産と偽って販売したとして、農林水産省は25日、水産会社「魚秀」

(大阪市)と水産最大手・マルハニチロホールディングスの完全子会社「神港魚類」

(神戸市)に対し、日本農林規格(JAS)法に基づき改善を指示した。魚秀の実質

的な本社機能は徳島市にあり、徳島県警は同日、同社の中谷彰宏社長から任意

で事情聴取を始めた。

 実在しない愛知県岡崎市の架空会社を製造者としたラベルを商品に張って隠蔽

(いんぺい)工作を図り、少なくとも49トン(約39万匹)が市場に出回っていた。魚

秀が抱えていた中国産ウナギの売れ残り在庫は、計540トン、神港魚類にも計207

トンの在庫があり、同省は魚秀の福岡市の倉庫などで出荷を止めたという。同省は

「架空会社で売り抜けを図る手口は過去に例がなく、極めて悪質」としている。

 農水省の調べでは、魚秀は今年3月から4月にかけて、在庫の中国産のウナギ

をかば焼きに加工して出荷する際、愛知県「三河一色産」の偽のロゴマークを包装

に張って約256トン(約205万匹)を神港魚類に出荷。製造者名に「一色フード」と

架空の会社名を記し、会社所在地に愛知県岡崎市一色町一色とデタラメの地名を

記していた。

 神港魚類は中国産と認識しながら、今年3月から6月14日にかけて、49トンを

全国のスーパーなどに「三河一色産」として販売したという。49トンのうち15トン

(約12万匹)は魚秀が神港魚類から買い戻して、自ら流通させていた。

 中国産のかば焼きの相場は1キロ(約8匹)当たり1800〜1900円に対し、国産

は4千〜5千円と2〜3倍の価格差がある。

 商品は魚秀から直接、神港魚類へ入っていたが、東京都の協力企業2社を経由

して神港魚類に商品が入るような架空伝票も作られていた。偽装の発覚を免れる

ためとみられ、神港魚類からの代金の支払いも2社を経由した形をとっていたという。

 農水省に「聞いたこともない業者名のウナギが出回っている」との情報が寄せられ

て発覚した。

 魚秀は同省に対し、動機について「中国産ウナギが売れず、在庫を処理するため

だった」と説明。神港魚類は今年5月に魚秀から中国産で製造者が架空会社である

との連絡を受けた後も一色産として販売を続けていたとされる。

 魚秀は徳島市の水産会社・徳島魚市場の関連子会社で主にウナギの輸出入を扱

い、06年度の売り上げ実績は約66億円。神港魚類の07年3月期の売上高は671

億円。

 今回偽装の被害を受けた愛知県一色町では、一色うなぎ漁業協同組合自体が、

台湾産のウナギを一色産として販売していたことが同省などの調査で今月判明し

ている。(歌野清一郎)

 

 

 

私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。

河岸宏和(かわぎしひろかず)