==================================食品安全教育研究所発行=

■■  テレビの進化
■■■                  2014年1月11日発行 
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
おはようございます。河岸です。
 私が子どもの頃は真空管の白黒テレビが居間に鎮座していました。
 「ひょっころひょうたん島」などを楽しみに見ていた事を思い出
します。
 現在は、見たいテレビを録画し、CMを飛ばしながら見る方が増え
ています。
 wowowは会員であれば、好きなときにオンデマンドで映画、ドラマを
見ることが出来ます。
 紅白もNHKのオンデマンドで何時でも見られるようです。
 これからのテレビは、家族でみる物では無く、一人一人が見たい時に
みたい物をみる道具になっていくのかもしれません。
 時代の先を読み、消費者の暗黙知を顕在化していくのが商品開発だと
私は思っています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
●河岸宏和の無料セミナーの案内です。
「食品製造業に置けるヒューマンエラーを防ぐために」
 2014年2月14日 金曜日 15時〜16時半
 於;東京です。申し込みは下記からお願いします。
 http://www.uchida-it.co.jp/seminar/20140214/
 みなさん お待ちしています。

・食品工場の参考になる本  
   http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/249-0151581-1769102
・中食・外食で参考になる本 
   http://astore.amazon.co.jp/innsyokutenn-22  
====================================================
★☆ ====================
 テレビの進化
=========================
鮮明な絵が見たい

 テレビの変化を考えて見ます。
 日本映画「三丁目夕日」の時代は、ラジオが中心の時代でした。
 ラジオも真空管ラジオで電源を入れても直ぐには音が出る事無
く、真空管が温まる迄の時間が必要だったのです。
 「動く絵が見たい」という人間の欲望をかなえる商品テレビが
昭和30年代に出来たのです。
 初期の頃のテレビは、真空管を使用した白黒テレビでした。
 真空管を使用しているため、電源を入れても直ぐに見る事が出
来ず、故障も多かった物です。故障とは言わないかもしれません
が、真空管は消耗品で定期的に交換する必要があったのです。
 白黒テレビは、カラーテレビと進化し、ブラウン管テレビから、
平面テレビに進化しました。
 テレビの進化はとどまる事無く、2011年には使用している電波
の形式がアナログからデジタル形式へと変化をしているのです。
 2010年から2011年にかけては、カラーテレビが普及した以上の
スピードでデジタル対応のテレビが売れて行ったのです。
 「電車の中でテレビが見たい」
 「風呂の中でテレビが見たい」
 「車の中でテレビが見たい」
 世の中の方が考えている新商品は全て出尽くしたように思えま
す。
 しかし、テレビの隠れた価値はまだまだあると思います。
 「立体の映像が見たい」
 「匂いのでる映像が見たい」
 「手触りのわかる映像が見たい」
 「実体験が出来るような映像が見たい」
 まだまだテレビの進化が残っていると思います。
テレビの将来はどんな物があるか、深考することが大切なのです。

 

ソフトも考える必要

 海外、特にアメリカ、中国に行くとテレビのチャンネルが多い
事に気がつくと思います。
 日本でも、スカパーなどに加入するとチャンネル数が増えます。
 「自分の好きな番組が好きな時間に見たい」
 「出張先で地元の番組が見たい」
 「好きな映画が好きな時間に見たい」
 このお客さんのわがままな要求に答える事が出来れば、まだま
だテレビは進化する事が出来ると思うのです。
 私は飛行機に乗った時には落語を良く聞きます。
 787に乗った時には、落語がオンデマンドで、いつでも話の頭
から聞くことができました。テレビ放送もオンデマンドで見られ
る日がすぐそこに来ていると思います。
 
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。

ご意見はこちらから

工場長の仕事TOPへ

Twitter http://twitter.com/ja8mrx

facebook  http://www.facebook.com/ja8mrx

河岸宏和(かわぎしひろかず)の本が揃っています。