情報の共有化は進んでいますか?
あなたの工場の情報の共有化はどのように進めていますか?
毎日
毎週
毎月
毎年
色々な頻度で情報を共有する必要があります。
一番情報の共有化が進んでいる企業として、IYグループが上げられます。
このグループは、毎週毎週、全国からイトーヨーカドーの店長さんを始め
幹部全員が会議室で顔を見ながら話すと言うことを続けています。
その経費は、グループ全体で数十億円と言われています。更に、驚くべき事は
その議事録が全てワープロアップされて、情報がまとめられているとのことです。
また、年一回の方針説明会は、役職がついている方すべてが一カ所に集まり
会長から今年の方針を直接聞く機会があります。
言った、言わない、あのとき話したはずだ。
先日の会議で話したこと、何故やっていないんだ。
なんてよく聞く台詞ですが、関係者全員が顔をみて話して議事録まで
残せば、そんなトラブルも無くなると思います。
居酒屋の和民でも、店を束ねるマネージャーと店長に、具体的に
お客のクレームの対応の説明をさせ、それに対して社長が直接指導しているとの
事です。なんでも問題を起こし関係者には、直筆の反省文を書かせるとの事です。
水の流れと従業員、工場長のあなたも、楽な方向に流れてしまいます。
部署の違う、二人の上司から違うことを言われれば、つい楽な方向に流れてしまいます。
「えっ、私の上司は一人で二人は、いませんよ」って言う方もいると思いますが、
どこの会社も社長とあなたの間には、何人か上席者がいると思います。
その上席者の言葉の中で楽な方向の人の言うことを、聞くのが流れになってしまいます。
その流れを、従業員の方向性を一つにするために、関係者全員で定例会を行う必要が
有るのです。
ここで大事なのは、定例会を欠席したり中止したりしないことです。
しつこく、しつこく、定例会を厳しく行う、これが一番大事な点です。
顔を見て行う会議、私は会議と言う言葉があまり好きではないので、
よく定例会と表現していますが、
定例会で何を話して、その記録をどのように生かしていくか。
定例会でどのくらい厳しくできるかが
これからの工場の生き残りをかけた、情報の共有化の仕組みだと思いませんか?
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