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掃除道具の保管方法について
先日「掃除道具の管理について」のお話をしました。
http://homepage3.nifty.com/ja8mrx/souji2.htm
読者の方から保管方法について、もっと具体的に教えてほしいとのメールを
頂きましたので、簡単にお話したいと思います。
掃除道具の保管方法についてちょっと考えてみてみてください。
たとえば、ほうきについて考えてみたいと思います。
ほうきはどのように保管したらいいか、デッキブラシ等々有りますが、簡単な
掃除は日本のほうきは、使いやすい物です。掃除機を動かすまでもなく、事務所
の掃除をするときに箒を使って見てみてくださいびっくりするくらい使いやすいです。
そのブラシ、ほうきのような物は、床に直接つくように保管すると箒の先が曲がって
しまいます。同じように、ブラシ、デッキブラシ、水切りワイパーのような物は床に
つくように保管すると、直ぐ先が曲がって使えなくなってしまいますね。
ぶら下げるように、保管することが大切です。
このようにお話しすると、壁に釘を打ってぶら下げる方がいますが、壁に箒の
先が触れると、その壁の所が汚染されてきますね、菌の巣になってしまいます。
ぶら下げたときに、ブラシの先が、どこにもあたらないことが大切ですね。
同じように、濡れたままのぞうきんをロッカーの密室に置くと、異臭の元になって
しまいますね。ロッカーに入れるときには乾いた物しか入れないことが大切です。
では、どこに保管するか。
掃除道具用のロッカーが、販売されているので、そのロッカーを購入されて保管
するのが、一般的です。日本人の考え方は、目に入らなければ片づいているという
考え方が有りますので、お客さんが来ると言った瞬間に床に有る物を全て押入に
放り込むのと同じで、掃除道具を全て、ロッカーに押し込めば一応きれいに見えます。
掃除道具は保管をきちんとしないと細菌の巣になってしまいます。細菌の巣に
ならないでも、においが出たりしまいますね、掃除道具のロッカーが臭っているのは
良くある話しです。
ではどうしたらいいか、開放型の掃除道具置き場を、造られることをお勧めします。
出来ればステンレスで、良くスーパーに朝早く行くと、掃除道具を載せた台車を
押しながら、掃除しているのをよく見ます。出張の多い方なら飛行場で、新幹線の
東京駅で、着いた電車を掃除される方も、同じような台車を造っていますね。
その、台車を衛生区分毎に作成して、掃除道具の色分けをするとベストですね。
では、簡単にまとめてみましょう。
掃除道具の保管について。
1 掃除道具を載せられる台車をつくる
2 掃除道具は、衛生区分毎に色分けをする
3 掃除道具のリストを作成して、交換時期を明記する
掃除道具台車に、本来何が何本あって、何時交換するべきか、記入しておくと
いいですね。
「蛍光灯は交換していますか???」の中でお話ししましたが、
http://homepage3.nifty.com/ja8mrx/keikoutou34.htm次は何時交換すると、その掃除道具置き台車に明記しておくといいですね。
一度掃除道具の点検をされることをお勧めします。