==================================食品工場の工場長の仕事とは==

■■    食品工場の存在意義

■■■                            2011年6月12日発行 

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おはようございます。河岸です。いよいよ発売されました。

「日本の農業は風評被害に負けない」出版社: アスキー・メディアワークス

著者:永峰英太郎;河岸宏和

ISBN-10: 4048707000

ISBN-13: 978-4048707008

発売日: 2011/6/10

第一章 ルポ・農家たちの決断と取り組み    

第二章 広がる“風評被害”の波紋

第三章 現場では何が問題だったのか 

終章 消費者と生産者を危機から守るために    

アマゾンで購入が出来ます。

http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22

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通信教育の案内です。

「”売れる”食品開発のための製品コンセプト立案と商品プロモーション戦略」

http://www.gijutu.co.jp/doc/t_10502.htm

講師割引きは

http://ja8mrx.la.coocan.jp/ureru.pdf

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今週のお勧めの本です。

どう伝わったら、買いたくなるか

藤田康人 (著)

消費者の心のスイッチを押すためには

 数年前までの日本はいい商品を作り、広告を打ち、流通に載せれば物は

売れると思われていました。

 最近は、ツイッター、フェイスブック、ブログなど従来無かった情報さえ有れ

ば消費者の心を動かすと間違えた考え方を持っている方が増えて来ていま

す。

 しかし、従来の広告費を払って広告を掲載する事、企業が直接保有する

サイト等のメデイアと合わせてツイッターなどを利用することが大切だと伝え

てくれています。

 本当の意味でのマーケッティングは何かを正しく伝えてくれる一冊です。

物が売れないと悩んでいる方にお勧めの一冊です。

http://astore.amazon.co.jp/innsyokutenn-22/detail/4478016003

 

★5個です。

・食品工場の参考になる本  

   http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/249-0151581-1769102

 

・中食・外食で参考になる本 

   http://astore.amazon.co.jp/innsyokutenn-22

  

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 食品工場の存在意義

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存在意義は何か

 東日本大震災から3か月が過ぎてしまいました。いまだ発見されない方

が多くいる事に心が痛みます。

 311東日本大震災を受けて改めて食品工場の地域にとっての存在意義を

考えてみたいと思います。

 食品工場の一番の存在意義は地域社会に存在することそのものに意義

があると思います。

 「学校を卒業し食品工場に入社し定年退職まで務めあげることができる」

このあたり前の事に存在意義があるのです。

 工場で働く事で車が買え、家族が持て地元で生活ができる事。この当たり

前の事が工場存続の一番の意義がかもしれません。

 地元地域に工場を建て、従業員を採用した時点から工場が永遠に存続す

ることが一番の使命なのかもしれません。

 

地元の原料を加工する

 青果鮮魚などの地元で採れる一次産品を加工し流通に乗せる使命が工

場にはあります。

 一次産品は収穫できるときに大量に収穫ができます。

 トマトなども、トマトのままでは消化できないくらい収穫できるときには集中

して収穫ができます。

 魚も鮮魚のままで消費できないくらいに獲れてしまいます。

 生のまま消費できないものを加工し、保存し流通に乗せる使命が食品工

場にあるはずです。

 食品工場の中には、中国などで一次加工された商品を単純に包装してい

るだけの工場もありますが、何故工場をこの土地に建てたかを考えると、

地元の食材を加工し、流通に乗せることが本来の食品工場の使命がだと

思います。

 函館に食品工場があるのに、使用して居る原料はすべて輸入品の水産

工場。

 新潟に食品工場があるのに、使用して居る原料はすべて外国産のお米

の煎餅工場。

 外国産の原料の方が安いからという理由で原料を外国産を使用すること

は考え直す時期だと思います。

 

地域の食品供給基地

 食品工場は地域の方の食品供給基地という使命があります。

 ほとんどの大手のパン屋さんは県などと契約し、震災などの災害が起き

た場合は、食料を供給する契約を結んでいます。

 地元の加工食品を供給する使命があるのです。

 震災時にもスーパーには食料品が供給されないときに、地元の道の駅

には食料品が供給されて居たと聞いています。

 流通が短い、地元の食材を販売している、地元の食材を使用している事

は、大切な事だと思います。

 

非常時の基地

 食品工場の多くは地下水を使用しています。

 上水道が普及している地域でも地下水を使用している事が多いと思いま

す。

 上水道が停電などの影響で普通になったときに、地下水を地域の方に供

給できる体制などがあれば非常時の基地としての存在意義が出てくると思

います。

 大きな食品工場では、福利厚生のためのグランドを持っているところもあ

ると思います。

 大きなグランド、体育館は、避難所としての存在意義が出てくると思いま

す。

あなたの工場の存在意義を再度考えて見ませんか。

 

私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。

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「スーパーの裏側」

「食品販売の衛生と危機管理がよ~くわかる本 」

「食品工場の衛生と危機管理がよ〜くわかる本」

『“食の安全”はどこまで信用できるのか 現場から見た品質管理の真実』 

『ビジュアル図解 食品工場の点検と監査 』

『ビジュアル図解 食品工場の品質管理』 

『ビジュアル図解 食品工場のしくみ』

 

河岸宏和(かわぎしひろかず)の本が揃っています。