=================================食品安全教育研究所発行=
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■■ 工場敷地内が生息地にならないように
■■■ 2016年6月19日発行
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おはようございます。河岸です。
缶コーヒーの空き缶の中のちょっとした水が虫の巣になる
可能性があります。みなさんの工場の外周の点検を行ってみ
ませんか。
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工場敷地内が生息地にならないように
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虫を呼んでいないか
工場内の飛翔昆虫を減らすために
は、工場内に虫を入れないことです。
飛翔昆虫は、紫外線に反応し寄っ
てくる性質があります。特に蛍光灯
等から出される紫外線には反応する
ため、工場の窓から、蛍光灯等の光
が漏れないようにする工夫が必要で
す。
入荷場、出荷口などに黄色い蛍光
灯を設置してあるのは、紫外線が出
ないための工夫です。最近は照明に
紫外線の出ないLEDを使用すると、
飛翔昆虫が寄ってこなくなります。
太陽が沈んだ後に、工場内、事務
所などの全ての光源を点灯させて工
場の周りを回って、光が漏れていな
いか確認する必要があります。専用
のカメラを使用して、飛翔昆虫が好
む光が漏れていないか確認してくれ
る業者もあります。
特に従業員の出入り口に普通の蛍
光灯を設置してある場合は、従業員
の入場時に飛翔昆虫を呼んでいる可
能性があります。
従業員の出入り口から遠い場所に
虫の好きな光を出す街灯を設置する
ことで従業員とともに入り込む虫を
防ぐ事が出来ます。
虫の巣が無いか
工場敷地内に、虫が寄ってくる草
木を植えていないか確認が必要です。
工場の敷地に緑化を求める法律があ
りますが、虫が寄ってくる草木を植
えるべきではありません。どうして
も植える必要が有る場合は、虫の寄
りつかない種類の物を選定すべきで
す。
敷地内に小さな水たまりがあるだ
けで、昆虫の発生源になります。古
タイヤ、缶コーヒーの空き缶でも発
生源になる可能性があるので注意が
必要です。
防虫防鼠会社に工場内の点検だけ
でなく、工場の敷地、工場の外周の
虫等の発生源になる可能性のある場
所についての点検も依頼し確認すべ
きです。
点検のポイント
１ 工場の建物から紫外線が漏れていないかの点検を行っているか
２ 工場敷地内の虫の発生源の点検、対策を行っているか
３ 工場外周の虫の発生源の点検、対策を行っているか
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。
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