========================================食品工場長の仕事とは===

■■    冷蔵庫の製氷器の洗浄について

■■■                            2006年5月7日発行 

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おはようございます。

河岸です。GWも最後の一日になりました。もっとも食品工場に勤めている

方にとってはGWは関係が無いのかもしれません。私も食品工場に勤めて

居るときには、正月、元旦は休んだことは有りませんでした。最後の頃は

管理者でしたので率先して、GW、お盆、正月は休むようにしていました。

自由に休める工場、会社は、それだけで魅力になるのでなるべく管理者の

方は自由に休める雰囲気作りが大切だと思います。

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冷蔵庫の製氷器の洗浄について

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まず自分で洗ってみる事です。

 

 GW中に皆さんの自宅の冷蔵庫の中の氷の製氷器を洗ってみませんか。最

近の冷蔵庫は水をタンクに入れておくと自動で氷が出来る装置がついて居ます

が、この製氷システムを自分で洗浄してみませんか。冷蔵庫の取扱説明書を読

むと毎週この製氷システムを洗浄するように書いて有りますが、毎週本当に洗浄

する方は少ないと思います。日本は安全な国と言っても、洗浄を何年もしたことが

無い、製氷器を使用していては、食中毒の要因になる可能性があります。製氷器

は、水を入れておくタンク、水を送るポンプ、製氷する容器、氷を入れておく入れ物

に大きく分けることが出来ます。冷蔵庫本体からその全ての部品を外す事から始

めます。水タンク、それを送るポンプ状のもの、そして氷を入れておく所は簡単に

取り外すことができます。しかし、ほとんどの冷蔵庫の氷を実際につくる製氷皿は

取り外すことが出来ません。すなわち、冷蔵庫を買ってから壊れて新しく冷蔵庫を

買い換えるまで、一度も洗浄することなく使い続けることになるのです。一般の細

菌は繁殖することはありませんが、低温を好むカビ、細菌は多くありますので、全

く洗浄しないで安全とは言えないと思います。

 

洗えないところを洗えるようにしてセールスポイントにしました。

 三洋電機ではユーザー調査を繰り返し、確認と検証の末にようやく冷蔵庫問題点

をつかみ、その問題点をセールスポイントにしています。

http://www.e-life-sanyo.com/kodawari/reizouko/02.php#02

 

このホームページからの引用です。

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 最近の冷蔵庫にみられる自動製氷のしくみは、水を入れる給水部と氷を作る製氷部

に分かれていますが、製氷部はブラックボックスになっていて、ユーザー側では触るこ

とができないようになっているのがほとんどです。そうするとお客様の疑問としては、例

えば10年間(冷蔵庫の平均使用年数)この製氷部分やその前後の水の通り道はどうな

っているの?ということになるわけです。いわゆる自動清掃モードがついているものもあ

りますが、あれは強制的に水を流すだけのことで、汚れがとれたかどうかも確認できま

せん。

 そこで、製氷に関わる水の経路をすべて取りはずせて、しかもお手入れが簡単にできる

方法を考えました。それがこの「はずして洗お」なんです。このしくみはひとつ前の機種から

採用していますが、ちょうどこの頃、氷にもカビが発生するという報告が新聞やテレビで取

りざたされていて、社会的にも関心が高い時期でした。

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実体験からの問題点を改善することは非常に大切です。

 実体験、自分で実際に製氷器を洗浄してみると気がつくことが色々あります。洗浄すると

きに使用する洗剤は何を使用したらいいのか、洗浄する道具は何を使用したらいいのか、

そして実際にどのように洗浄したらいいのか、疑問を持つことはたくさんあります。日本は

漫画文化の国です。通勤電車で、50代の方が毎週漫画を発売日に購入されて読んでいる

姿を見ることが出来ます。昔は漫画は子供の読むものでしたが、最近は、大人がごく普通

に読むものに変わってきています。この漫画、すなわち図表をたくさん用いた、洗浄の仕方を

マニュアルに取り入れることでよりわかりやすいものをつくり上げることが出来ると思います。

そういった目で、工場内の「洗浄マニュアル」をみてみると、改善が必要なものが多いと思い

ませんか。

常に実体験をすることは大切な事と思います。

 

 

私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。

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