==================================食品工場の工場長の仕事とは==
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■■ 最低賃金は守っていますか
■■■ 2009年10月17日発行
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おはようございます。河岸です。
セミナーの案内です。
「食品期限設定における科学的決定法と期限切れ商品の取り扱い」
日時 平成21年10月26日(月)10:00〜18:30
会場 [東京・蒲田] Pio C会議室
私も講師を行います。
http://www.gijutu.co.jp/doc/s_910122.htm
講師割引がありますので是非受講してみてください。申込時に河岸の
紹介と是非伝えてください。↓↓↓↓↓
http://homepage3.nifty.com/ja8mrx/syousemi95.htm
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今週のお勧めの本です。
食の官能評価入門 (単行本) 大越 ひろ (著), 神宮 英夫 (著)
官能検査の入門書
大学の先生達が共著で書かれた本です。官能検査の入門書としては、
「おいしさを測る―食品官能検査の実際」がありましたが、合わせて読
まれる事で、官能検査の基本的な考え方が学べます。
賞味期限設定のためにも官能検査は必要な項目です。是非一読くだ
さい。
目次
1 食分野における官能評価の特徴
2 JIS,ISOなどの官能評価の規格
3 5感と味覚の生理
4 官能評価と用語
5 官能評価の準備
6 官能評価法基礎編
7 官能評価法応用編
http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22?_encoding=UTF8&node=11
★5個です。
頂きはどこにある? (単行本) スペンサー・ジョンソン (著)
人間はどう生きるべきか
「チーズはどこへ消えた?」の著者の本です。
人生を生きるときにどう生きればいいか改めて考えさせられる本です。
短い物語で書かれている本です。この物語を読んで何を感じるかは、
読んだ方の心がけ次第かもしれません。
自分がおかれている立場によって同じ話を聞いても感じる事は異なっ
て来ます。
人生の谷に有る方がこの物語を聞けば希望が湧いてくるかもしれま
せん。
人生のどこにでも誰にでも山と谷があり、谷の時にどう感じるか、山の
時にどう感じるかが大切だと気づかせてくれる本です。
そして最も大事な事は、自分の失敗、成功をきちんと人に伝えていく
ことなのです。
「チーズはどこへ消えた?」と合わせて読まれる事をお勧めします。
http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/detail/4594060528
★5個です。
・食品工場の参考になる本
http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/249-0151581-1769102
・中食・外食で参考になる本
http://astore.amazon.co.jp/innsyokutenn-22
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最低賃金は守っていますか
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最低限守る法律です
世の中の不景気という話が伝わるとつい従業員のパートさんバイトの時
給を下げても採用ができてしまうので賃金を下げて採用してしまいます。
しかし時給には地域、事業所の規模と職種によって最低賃金が決まって
います。
最低賃金は各地方によって定められていますので地方の労働基準監督
署に問い合わせて確認する必要があります。
労働基準監督署を統括するのは厚生労働省になります。
http://www.mhlw.go.jp/index.html
採用時は雇用契約書が必要です
新規の従業員の方を採用するときには従業員の方と雇用契約書をむす
ぶことが大切です。
http://homepage3.nifty.com/ja8mrx/koyou4.htm
雇用契約書は従業員と会社側で交わして賃金を決める必要があります。
賃金を口頭で決めてしまいがちですが、雇われる立場の従業員の方の
不満は賃金に絡むことが多いのです。
賃金は就業規則、賃金規則で定めておくことが必要になります。
就業規則の中には賃金をカットする場合、賞罰についても定めて置く事
が大切になります
雇用契約書の更新時には賃金の改定があるなしに関わらず、雇用契約
書の再契約をきちんと行い、「あなたの時給はいくらです」、「昨年はこうこ
うだったので時給はいくらです」とはっきり雇用契約を交わしたほうがいい
と思います。
私の知っている工場でも、労災保険、有給の支給も無く、従業員を採用し
ている工場がありますが、最低の法律は守る時代になっていると思います。
ボーナス同じように責任者の工場長が直接顔を見て従業員の方と話す
事が必要になります。
従業員が1000人を超えるような大きな工場でも、一人一人の従業員は
様々な不満を持って働いています。
従業員の方の不満、考えていることを聞くことで従業員の方との風通し
が良くなると思います。
あなた工場長がいかに従業員の気持ちになって不安を取り除くかが大
切な点だと思います。
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。