==================================食品安全教育研究所発行=

■■  災害時の拠点になる必要性
■■■                  2016年1月24日発行 
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おはようございます。河岸です。
 廃棄カツの問題みなさんの工場では対応がとれていますか。
 http://homepage3.nifty.com/ja8mrx/haikikatu45.htm
 私、河岸宏和が出たときの音声を聞くことが出来ます。
 荻上チキ・Session-22  01月20日(水)
「廃棄カツ転売問題のカラクリと食品廃棄の実態」
 http://podcast.tbsradio.jp/ss954/files/20160120main.mp3
 是非 聞いてみてください。
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●セミナーの案内です
 私も講師を務めます。
毛髪・カビ・虫の混入対策と再発防止
〜食品/化粧品/医薬品工場〜

【第2部】食品安全教育研究所 代表 河岸宏和 氏

■ 開催要領
日 時 : 平成28年2月8日(月) 10:00〜17:10
於 東京
 http://www.gijutu.co.jp/doc/s_602116.htm
 講師割引があります。↓↓↓↓
 http://homepage3.nifty.com/ja8mrx/602116kabi.pdf
みなさん お待ちしています。

●異物防止セミナーの案内です。
私、河岸宏和が講師を務めます。
食品製造工場における各種異物の混入防止/原因究明/発生時の対処法
2016年03月25日(金)12:30〜16:30
主催(株)R&D支援センター
食品工場でさけては通れない、異物混入などのクレームの防止策、
従業員教育に関して、実例を元に細かく解説します。
従業員教育に直ぐに使える内容を説明します。
申し込みは https://www.rdsc.co.jp/seminar/160325
講師割引があります。
 http://homepage3.nifty.com/ja8mrx/2016maributu.pdf


●私、河岸宏和の新刊の案内です。
「激安食品が30年後の日本を滅ぼす! 」
 http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/detail/4777815773
 是非、読んでみてください。
 30年後の参考になるように書いています。

・食品工場で便利な備品
 http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22?_encoding=UTF8&node=16
 青いラップなど便利な備品です。

・食品工場の参考になる本  
   http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/249-0151581-1769102
・中食・外食で参考になる本 
   http://astore.amazon.co.jp/innsyokutenn-22
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 災害時の拠点になる必要性
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インフラの拠点になる

 地震などの震災などが発生した場合、地域の方の
拠点になるような準備をする事をお勧めします。
 食品工場は、地下水を使用し、非常時に自家発電
を整備している工場が多いと思います。水、電気が
地域で切れたときに供給基地になるように、日常的
に準備をしておきます。もちろん地元の自治体、町
内会とも打ち合わせを行い、定期的に訓練も行いま
す。
 停電した場合、地下水をくみ上げるポンプが自家
発電で稼働するかどうか、稼働しない場合のために、
手押しポンプをじゅんびするかの検討が必要です。
 自家発電の燃料は、水をくみ上げるポンプ用は最
低1週間分の準備が必要です。
 従業員駐車場を開放し、家が倒壊した方のための
避難用テント等が設置出来ないか考えも検討が必要
です。

● 原料倉庫の中のもので何が出来るか
 災害の影響が長くなると、地域の方の食糧が切れ
てきます。大手パン屋さん等は、自治体との協定で、
災害が発生した場合は、パン等を作り続け、非常食
を作る事を準備しています。
 みなさんの工場で工場が動いたとしたら、何を製
造出来るか、工場が稼働しないとしたら、中間倉庫、
原料倉庫にある半製品、原料で何が出来るかを想定
してみる事をお勧めします。大きな災害が起きてか
ら考えるのでは無く、起きる前に想定する事が大切
です。

 
通信インフラの整備
 大震災になると携帯電話、有線電話などが繋がり
にくくなります。ある大きさ以上の工場であれば、
様々な所との連絡に衛星電話が整備されているはず
です。
 衛星電話でパケット通信も出来るものもあるので、
非常時の連絡に限って住民の方の安否などが確認出
来る準備も考えられることをお勧めします。

点検のポイント
1 災害時のインフラを地域の方に開放する事を検討しているか
2 災害時の食糧供給を検討しているか
3 災害時の通信インフラを検討しているか

 
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。

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