=================================食品安全教育研究所発行=
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■■ QCDMS とは
■■■ 2016年4月17日発行
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おはようございます。河岸です。
クレームより優先するのが、従業員の労災です。
小さな労災、怪我をしっかり反省して再発防止策を考える事が
本当に大切だと私は思っています。
私、河岸宏和もコメントしています。
「外食チェーンの裏側…行ってはいけない!?
激安焼肉の正体 |」
週プレNews http://wpb.shueisha.co.jp/2016/04/15/64019/
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他社の失敗から学び想定外をなくす
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QCDMS とは
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●工場管理の基本
食品工場の生産部門の考え方のQCDMS
ですが、Morals、モラールについては、
あらゆる業態の考え方に通じると思いま
す。
生産部門の仕事は、「お客さまの注文
通りに製造すること」注文通りは非常に
奥の深い言葉です。生産部門の仕事を考
えるときに大切なのはQCDM(Quality /
Cost / Delivery /Morals /Safety )
の考え方です。
新規商品等のプロジェクトを進める時
にQCDMSの考えで項目を分類して考える
と抜けが無くなります。
●Quality 品質は注文通りかどうか、
品質という言葉を大きく使うと全ての
項目が入ってしまいますが、少し小さ
な意味の品質です。お客さまの方向を
見た製造現場での品質の作り込みが、
日本の製造業を支えています。
開発時には、過剰品質にならないよう
に設計時に品質項目を数値化する事が
必要です。
●Cost コストです。注文通りのコスト
で仕上げなければなりません。営業から
の注文のコスト、標準原価で決められた
コストで仕上げなくてはなりません。当
然このコストの中には、工場の利益も含
まれています。
●Delivery 納品です。この納品の中に
は、期日と量が含まれます。品質を良く
物を製造しても、結婚式が終わってから
結婚指輪ができあがったのでは、商品価
値が無くなってしまいます。
●Morals モラールです。深夜の製造時
間に働く方が集まらないと言って中学生
を雇用すること、不法就労の外国の方を
働かせる事、残業代を払わない、産業廃
棄物を不法投棄する等の社会的倫理観に
ふれるようなモラールの欠如があると、
社会的制裁を受け、お客さまからの注文
は無くなります。
●Safety 安全です。働く方の労災事故
を無くすこと、工場全体が安全であるこ
とが求められます。商品事故のクレーム
はお客様の人生を変えますが、労災は従
業員の方の人生を変えてしまいます。
点検のポイント
1 新商品開発の進捗シートがQCDMSで分類されているか
2 品質の項目の要求品質が数値化されているか
3 新商品製造に関して安全性の項目が検討されているか
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。
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