========================================食品工場長の仕事とは===
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■■ ペストコントロールについて
■■■ 2008年2月17日発行
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おはようございます。河岸です。
ペストコントロール協会から「食品工場からペストコントロール業者に望む
事は何ですか。」と聞かれています。是非、望むことがあれば教えてください。
よろしくお願いします。
「“食の安全”はどこまで信用できるのか 現場から見た品質管理の真実」
By 河岸 宏和 3月11日発売。アマゾンで予約できます。よろしくお願いします。
http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/detail/4756151353/250-4889569-1797033
今週のお薦めの本です。
日本史に刻まれた最期の言葉 (祥伝社新書) (新書) 童門 冬二 (著)
歴史の一コマが最後の言葉に表れています。
「自分の最後の一言をなんていうか」、そんな事を考えている人は少ないと
思います。歴史を変えてきた人たちは素晴らしい言葉を残しています。
歴史学者の童門さんが、最期の言葉と、言葉の背景を解説している本です。
その中で代表的な言葉です。
「東風吹かば匂い起こせよ梅の花 主なしとて春な忘れそ」
「つひに行く道とはかねて聞しかど 昨日今日とは思はざりしを」
「死んでいく地獄の沙汰はともかくも 跡の始末は金次第かな」
「白河のあまり清きに住みかねて 濁れるもとの田沼恋しき」
「風さそふ花よりもなほ我はまた 春の名残をいかにとやせん」
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菜根譚の名言 ベスト100 (新書) 守屋 洋 (著), 守屋淳 (著)
俺が俺が俺がと言う人にお勧めです。
とかくこの世は住みにくいと漱石が言っていました。情に流されても、人生
100年を生きるにはいろいろな事があるものです。
人の恨みを買わないためには、小さな過失は咎めない、隠し事はあばかな
い、古傷は忘れるこうすれば人の恨みは買わないそうです。
私もすぐ、俺が俺が俺がと前に出てしまいますが、自分を磨くためにお勧
めの一冊です。
http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/detail/4569692958/250-4889569-1797033
食いものの恨み (単行本) 島田 雅彦 (著)
本当に食い物の恨みは怖いです
食べる事と寝る事は飽きないといわれています。戦争などの飢餓状態は、
何時敵が攻めてくるかわからないのでゆっくり寝る事ができない状態、自分
が普段食べているものを食べられない状態などにおかれると人間は非常に
不安になるそうです。
おいしいものを食べる事は難しいですね。
おいしい焼き魚が食べたい、美味しい煮ものが食べたい、美味しいお酒が
飲みたい。最近は難しくなって来ています。個室の小洒落た居酒屋では、カル
パッチョとか、スモークサーモンとか、マヨネーズを綺麗にかけたサラダは得意
ですが、美味しい酢の物で一杯飲んで、焼き魚と煮もので飲み続けるのは難し
いですね。
寝る事、食べる事が大好きな人にお勧めの一冊です。
http://astore.amazon.co.jp/innsyokutenn-22/detail/4062758660/250-4889569-1797033
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ペストコントロールについて
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ペストに関係すること、すべてを任せられることが重要です。
食品工場から見てペストコントロール業者は専門家集団であることが大切
です。異物混入の中で消費者からクレームの多い物に害虫があります。また
不二家事件の報道の中でもありました、「工場内にネズミが走り回っている。」
と報道されると、工場の衛生状態が非常に悪いと印象を与えてしまいます。
「包装室に小さな虫が飛んでいます。」
「資材倉庫にネズミの糞が落ちていました。」
と従業員から報告が有ったときに、電話一本で駆けつけてくれてすべてを
責任もって解決していただけると非常に助かります。
毎月の工場調査の中で外部環境、内部環境の中で、ペストの侵入の可能
性、内部発生の可能性を事前に調査して報告があり、対応してもらえるよう
な業者が望まれます。
使用薬剤を毎回報告します。
2008年に発生した中国毒餃子事件から食品工場内で使用している殺虫剤
などの化学薬品の管理が厳しく求められています。食品工場内では薬剤は
使用しないでペストコントロールが出来ることが理想になります。どうしても薬
剤を使用しなければならない場合には、工場内の設備備品に薬剤が飛散しな
いように十分な養生が必要になります。
使用した薬剤は品名、量、使用した薬剤のMSDSと伴に報告が必要になり
ます。
食品工場で薬剤を使用せず、害虫などが侵入生息しない環境を毎月作り上
げてくれる業者が望まれます。
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。