----------------食品工場の工場長の仕事とは----

発行日2011年8月12日 

大きな紙に書くこと
 

 戦争映画などを見ていると作戦をたてるときに戦況の解る地図を見ながら幹部が議論している光景が出てきます。
 中には、戦車、歩兵の模型、フィギアを使って実践的な打ち合わせを行って居る場面も出てきます。
 家族旅行をするとき、海外旅行をするときも、「一日目はどこに行こう。二日目はどこに行こう」と悩むときには大きな地図を広げて考えると旅行に行った気分になる物です。
 海外で戦争が起きた時も、大きな地図を見ながらニュースを聞くとより理解が早まります。
 3月11日に発生した東日本大震災でも新聞上で大きな地図にして被害状況をまとめていました。
 人間は物を理解するとき、物を考えるときには、文章で理解するより、大きな絵、地図を使用した方が理解が早まりいい考えが出てくるのだと思います。
 頭を使って考えを絞り出すためには、一人で考えるよりも二人三人と複数人で考えた方がよりいい考えが出る物です。
 会社などで行う会議は本来提案者に対して、よりいい考えにブラッシュアップするための会議を行うべきだと思っています。
 会議に出席している方が全員で提案に対してブラッシュアップするためには、同じ資料を見ながら考える事が大切だと思います。
 プロジェクターでパワーポイントで発表を行うのが流行っていますが、私は、ホワイトボードにマインドマップ等の全体の絵を描きながら進めるのがいいと思います。

マインドマップとは

 マインドマップはトニー・ブザン(Tony Buzan)が提唱した図解表現技法の一つです。
 私が考えるマインドマップの大切な点は、中心の絵が非常に大切な物だと思います。
 大きな紙、ホワイトボードを用意して、売れる新商品を考える時に、中心に新商品が浮かんでくるかどうかと言う点です。
 細かい項目はたくさん出てくると思います。
 たとえばおいしい豆腐の新商品を考えたときに、豆腐の中身をより細かく考えると、使用する大豆、使用するにがり、豆腐を容器に入れたあと殺菌するかどうか等細かい事が思い浮かぶと思います。
 しかし、大切なのは最終新商品の絵が大切なのです。
 細かくこだわった物でも相手に、買っていただけるお客様に手にとって、食べてもらわなければ売れることは無いのです。
 お客様が食べて、そしてまた買ってもらえる、人に勧めてもらえる、この点が大切なのです。
 マインドマップを描いて、真ん中の大きな絵がだんだん具体化されてきます。
 マインドマップを描くときは、パソコンでもいいのですが、真ん中の絵は、手書きで描くことをお勧めします。
 細かい事を考えて真ん中の絵を具体化する。真ん中の絵を描いて細かい事を考える。
 その両方を繰り返し繰り返し考えることで、頭の中が整理され、素敵な新商品ができあがると思います。
 自分で描いた新商品の絵をいつも眺めているといつかは現実になると思うのです。
 みなさん自分自身の将来、子供の将来をマインドマップで描いてみるとより具体的な事が見えてきます。
 人生は自分が描いた絵の通りには進まないかもしれません。
 しかし、自分の描いた絵に向かって毎日毎日するべき事はマインドマップに描かれているのです。
 新商品は自分の人生と違って必ず実現することができます。
 そのために何をすべきかが書かれている絵を描かれることをお勧めします。

 夏休みに自分の将来のマインドマップを描いてみませんか。

私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。

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