読者の方からメールを頂きました。読者の方のメールが本当に力になります。

どのような事でもいいので皆さんからのメールをお待ちしています。

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はじめてお便りします。

現在当社工場のHACCP手法管理体制の整備をてがけていますが、冷蔵庫の

庫内温度の記録をとるのに定期的な巡回による監視のほかに、自記記録計も

付けておこうと思いましたら、私の知っているチャート紙タイプの隔測温度記録

計なんかカタログに載っていないのですね、今はデーターロガーが主力になっ

ているんですか。最近の業界の動向を教えて下さい。

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温度記録は異常値の対応が記録に残っていることが大切です。

　冷蔵庫の温度計は、自動記録も大切ですが、定期的に循環して確認する方法、

異常温度が発生した場合に、ブザーなどの警報が出る方法などありますが、異常

値が出た場合に、警報などで警告が出る仕組みが必要です。特に原料庫、半製品

庫などは、在庫品が温度上昇で使い物にならなくなる場合が考えられますので、

温度異常が有ったときに気が付く必要があります。2005年の夏に発生した羽田

空港の管制室の事故の様に、バッテリーの異常の警報が鳴り続けても、工事中

は無視し続けていた等の場合も有りますので、警報と平行して、読者の方も

言われている定期的な巡回による点検が必要になります。各冷蔵庫の温度計の

ある場所には、点検簿を貼り、定期的に点検をしておく必要がありま。その時は

温度異常が有った場合は、その処置を記録しておく必要があります。

温度記録のデーターは即時出せることが大切です

　最近は「おんどとり」　http://www.tandd.co.jp/　　のように自動で温度記録を残す

加熱温度を含めて、温度の記録をとにかく測定しています。この記録が必要な

時に即時取り出せることが必要です。食品工場は３６５日稼働が増えてきました。

特に、お弁当工場、総菜工場は３６５日稼働になってきています。この温度記録を

パソコン管理しておくと、自動で記録されるため、大量のデーターが記録されますが

外部クレームが発生して、その原因が二次殺菌不足と考えられるときに、殺菌

温度の管理状況が即時出すことができるかどうかが大切な点になります。

　クレームが有ったときに限って、担当者が休んでいて、パソコンを使うことが

できず、データーが取り出せない場合があります。私が物流センターを視察に

行ったときも、温度測定データーを取り出すことができる担当者が休みで結局

毎日の温度測定結果を確認することができませんでした。クレームの有った場合

等に必要なデーターが即時出せることが大切です。私のパソコンは、聴きたい

音楽が即時取り出せるようになってから、家族がパソコンを使用して音楽を楽しむ

様になりました。必要なものは、必要な時に取り出せる事が大切に思います。

データーは必要な時に取り出せるようになっていますか？

異常値の場合は処置をきにゅうしてありますか？

私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。