========================================食品工場長の仕事とは===
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■■ 1月 ネズミを徹底的に駆除する
■■■ 2007年1月29日発行
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おはようございます。
河岸です。早い物で今週で1月も終わってしまいます。ついこの間お正月だっ
たと思ったのに何故か1ヶ月が過ぎてしまいました。皆さんはこの1ヶ月は振り
返ってみて一年の初めに考えたことと実際に行ったことは差がありましたか。
それとも思ったように過ぎましたか。ネズミ対策も一月に行うことは行った方が
いいと思います。
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ネズミを徹底的に駆除する
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ネズミ駆除は寒いこの時期に特に行うことがあります。
工場などのネズミ駆除は、侵入させないことと、建物の中に入ってしまったネ
ズミを捕まえる事の大きく考えて二通りがあります。ネズミは侵入を考えたとき
に侵入できる隙間の大きさはなんと6mmの隙間があれば建物の中にネズミが
侵入してきます。寒い今の時期は建物の中にネズミが侵入して住んでいる時期
になりますので、侵入したネズミを駆除することが必要になります。建物の中に
侵入したネズミを駆除するためには二つの方法があります。粘着シートを使用し
てゴキブリホイホイの様に捕まえる方法と、毒餌を使用して毒殺する方法があり
ます。粘着シートを使用して捕まえる方法はネズミの通り道を確実に押さえて十
分の広さに敷かなくては効果が期待できません。粘着シートを引く作業自体は
非常に簡単ですが十分な広さに引いてそして片付けるためには有る程度の人
数と時間が掛かってしまいます。その点毒餌を使用する方法は、一度毒餌を仕
掛けてしまうと、あとは餌を食べるのを待つだけになりますから施工としては非
常に簡単になります。
毒餌を食べたネズミは死んでしまいます。
当たり前の事ですが、仕掛けた毒餌を食べたネズミは死んでしまいます。目に
付くところで死んでいればいいのですが通常は目に付かない天井裏、棚の後ろの
方で死んでしまいます。そうするとそれからネズミの死体が腐ってきますので、銀バ
エが湧いたり、異臭がしてきたりします。しかし、1月2月の今の時期であれば空
気が乾燥しているのと、気温が低いので天井裏のネズミの死体は発見ができなく
放置してもひからびてそのままで対応できる事が可能になります。毒餌を使用した
ネズミ対策はこの一番寒い時期に行うことが必要なのです。
毒餌は何を使用しているか確認が必要です。
デスモア、エンドックス、クマリン様々な殺鼠剤があります。最近はホームセンター
で素人が購入できるように餌を入れる台まで入って販売してあります。毒餌を使用す
るときには、どの毒餌を使用するか、どのくらいの量を使用するか、どんな入れ物に
入れて使用するか、何と混ぜて使用するかを押さえておく必要があります。そして
もっとも大切な事は、仕掛けた場所を記録してネズミが毒餌を食べたかどうかを記
録する事が大切です。一週間に一回くらいは毒餌をどのくらい食べているかを記録
します。毒餌と混ぜた物によって食べる量は変化してきます。いかに多くの毒餌を
食べさせることができるかが、ネズミ駆除の基本になります。
ネズミ駆除は業者に任せるのでは無く、共に行うことが大切です。
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。