==================================食品工場の工場長の仕事とは==

■■  雇用を増やすために 家庭で調理する
■■■                  2013年2月23日発行 
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おはようございます。河岸です。
 月刊誌「食品と科学」に投稿の予定の原稿があります。
 「食品工場監査の要 −取引先の工場点検はここを見られている−」(仮題)

 ここのところを詳しく書いて欲しいなどと言った希望があれば是非みなさんの
ご意見教えてください。
  http://form.mag2.com/rouvoviami 

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●食品表示について無料講演
「311から学ぶ産地表示の考え方 」
〜お客様の信頼を得るための表示について〜
 福岡です。平成25年2月27日(水) 16時から 
 申し込みは 下記から お願いします。
 http://www.uchida.co.jp/seminar/130227a/index.php

●無料セミナーの案内です。
「食の安心・安全向上セミナー」
 食品を製造販売する事業者が消費者の安心・安全や会社を守る衛生・
品質・危機管理のポイントについて解説します。
平成25年3月1日(金)13:30〜15:30
福岡県中小企業振興センター202会議室
申し込みは次からお願いします。
 http://www.chuokai-fukuoka.or.jp/filedb/201302/syoku-seminar.pdf

◆日時:2013年3月7日(木)
◆会場:札幌コンベンションセンター
『(微生物・官能・理化学)試験を根拠にした賞味期限/消費期限の設定 』
 http://ja8mrx.la.coocan.jp/sapporosyou.pdf 

 

●私、河岸宏和も書いて居ます。《研究、開発、製造、検査現場における》
「ヒューマンエラー対策 事例集 」
 −独自性のある仕組みづくり、効果のある教育法−
 申込時に「河岸宏和」の紹介と書いていただけると、10%引きになります。
 http://www.gijutu.co.jp/doc/b_1706.htm

本の紹介です。
 「鈴木敏文のセブン‐イレブン・ウェイ 日本から世界に広がる「お客さま流」
経営」By 緒方 知行

 店の汚れは商人の心に溜まった垢」
 この言葉に代表される日本のセブンイレブンの手法がアメリカの小売に通用
するのかどうかを検証しています。
 特にこだわったのが従業員のやる気を上げること
 日本の流通でも進められている自動発注を「発注は小売業の意思であり、ま
た命である」と言い切っていることです。
 効率化を目指しながらも従業員のやる気が小売業の原点であることを教えて
くれる一冊です。
 http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/detail/4023311529

・食品工場の参考になる本  
   http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/249-0151581-1769102
・中食・外食で参考になる本 
   http://astore.amazon.co.jp/innsyokutenn-22

  
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 雇用を増やすために 家庭で調理する
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共稼ぎで働いていました

 社会人の2人が結婚をすると子供が出来るまで夫婦二人とも働く場合が多いと
思います。
 夫婦2人とも仕事を持っていると、仕事のある平日は食事の準備が出来ずに外
食で済ます場合が多くなるとおもいます。
 外食に飽きてくると惣菜、コンビニの弁当等の中食を購入し家で食べる事もあ
ると思います。
 子供が出来るまでは二人で働こうと思っていたのに、理由も無く夫婦のどちら
かがリストラされ次の仕事が見つから無いままに失業保険の給付も切れてしまい
ました。
 夫婦の台所には、炊飯器も包丁もまな板もありませんでした。
 失業してしばらくたっても、食事を作る事、ご飯を炊く事もしなかったのです。
 二人で働いていた収入が一人分になったのですから、外食、中食中心の食事を
していれば、一人分の収入では直ぐに足りなくなってしまいました。
 炊飯器を買って、お米を買ってご飯を炊けば一人分の収入で充分に生活出来る
稼ぎはありました。
 カップラーメンを食べるのでは無く、袋に入ったインスタントラーメンを食べ
れば支出は半分ですみます。
 パスタ屋さんでパスタを食べるのでは無く、自分でパスタを茹でればはるかに
安くパスタを食べる事が出来るのです。

 

日本全体で考えて見ると

 自動車、鉄、電気などの輸出が好調の時は夫婦共稼ぎの状態と言えます。
 為替レートでも1ドル360円の時代と1ドル80円の時代の差もあります。
 同じ物を作っても日本製品を輸入する国にとっては製品単価が上がってしまっ
た事になるのです。
 日本製品が売れなくなった状態は、夫婦の片方が失業した状況かもしれません。
 収入が減っているにもかかわらず、二人で稼いでいた時と同じ様に外食を続け
ていれば何時か家計は破綻してしまいます。
 収入が減った時点で、外食から自分でご飯を炊く様にしなければなら無いので
す。
 鶏の肉団子を輸入していたとしたら、鶏肉を輸入して、国内で加工を行うべき
なのです。
 日本国内で工業品を製造し、稼いだお金で食品加工品を購入していた事を改め
ないと何時かは、国が破綻してしまいます。
 国が破綻する前に、働く場所が無い方が日本中に溢れてしまうのです。
 家の中に働かない方がたくさんいる時に、収入が減ってきているにもかかわら
ず、外食を続けている様なものです。
 パスタをパスタ屋さんで食べるとき、コンビニでおにぎりを買う時に、自分で
材料を買って家で作ったら幾らで出来るか考えて見るといいとおもいます。
 家族全員で働いている時と収入が減った時は当然食事の場面に変化が出るはず
です。
 高度成長時代と、ものが売れ無い時代は海外からの食品の輸入方法が変わって
もいいと思いませんか。
 日本経済は大きな変革点に来ていると思いませんか。
 あなたの工場で使用原材料を再検討し一人でも雇用を増やす事を考える時期に
なっていると私は思っています。

私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。

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