==================================食品安全教育研究所発行=

■■  小売店に望むこと
■■■                  2015年7月26日発行 
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おはようございます。河岸です。
 最近コンビニ、スーパーに行くと、私が飲みたい外国産の
ソーダーが売られていないお店が増えてきました。
 お店では売りたいPBのソーダーで埋められています。
 私が買いたい物とお店で売りたい物が合わないお店が増えて
来ているのは、結局商売チャンスを無くしているとしか思えま
せん。

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・食品工場で便利な備品
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 青いラップなど便利な備品です。

・食品工場の参考になる本  
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・中食・外食で参考になる本 
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 小売店に望むこと
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何処で購入するか
 スーパーマーケット等の小売りの売り上げが悪いと報道
されてます。
 私も50代になり、自分の体の健康を考え、出張先でコン
ビニで朝ご飯を食べようとすると欲しい物が手に入らない
事が多いのです。
 「塩分が入っていないトマトジュースが飲みたい」この
私が欲しい普通の物が売られていないお店が多いのです。
 欲しい物が無いと思う消費者、売り上げが悪いと思う売
り手の差が売り上げ不振になっていると思います。
 お客様が欲しいと思う物を最低そろえてあるお店、更に
望むなら、お客様が欲しいと気がついていない物を開発し
て売ることが本来の小売り業だと私は思っています。

売り場の基本を考えてみます。

安全な食品

 毎日毎日食品を食べる事で人間の体はできあがっていま
す。
 人間の体を作り上げる、食品は安全であることが必要な
のです。
 安全な食品を毎日購入する事が出来るスーパー、コンビ
ニがそばにあると安心な売り場と言う事になります。
 たった一回でも、安全な物じゃ無いものを販売すると、
その売り場は安心して買うことが出来なくなるのです。
 「安全な物を毎日売り続ける事」この当たり前な事が食
品を販売する上で一番大切な点なのです。

美味しい事
 「なぜかあの売り場の野菜は美味しい」「肉を買うなら
あのスーパーに限る」
 「刺身はあの店じゃなきゃ」美味しい物を買おうとする
と、近所の店でも限られてくると思います。
 大切な人を迎えるとき、美味しい物を食べたいとき、食
品は喜びを与える物でもあるはずなのです。
 美味しさは進化する必要があります。
 コンビニのおでんが美味しい季節になってきました。
 コンビニのおでんは毎年毎年味に変化を持たせています。
 更に美味しくするためにはどうしたらいいかを毎年工夫
し、進化させているのです。
 美味しいお店は常に進化しているものなのです。

機能が必要
 年齢を重ねてくると、自分の健康が一番大切に思えてき
ます。
 大切な人のためにも自分の健康が必要なのです。
 「体重が少し多い」「血圧が高い」「糖尿の気がある」
と言った方がほとんどだと思います。
 病院にかかるまでも無い方は、食べる事で健康体を目指
すはずです。
 病院に罹っている方は、食事療法を行っているはずです。
 健康になる機能がある食品、塩分が少ない、カロリーが
コントロールされている、糖質制限があるなどの機能が必
要になってきます。

信奉者を作り上げること
 テレビのCMを見ない、新聞を読まない方が増えてきてい
ます。
 新聞を読まない方は、折り込みのチラシを見ることも無
いのです。
 チラシだけを戸別配達している仕組みもあるようですが、
一般の方は、インターネット上の情報で買い物をされる方
が増えてきているのです。
 「美味しいお肉が食べたい」と近所の方、ネット上のSNS
等で来てみる方がいたとします。
 「肉ならあのお店が美味しい」「刺身を買うのならあの
店だよ」
 「昔働いていたけど、この店だけは止めた方がいいよ」
と言った情報が、巷を駆け回ることになるのです。
 アップルのマックの売り上げが好調です。
 ジョブズさんが亡くなった後も、アップルが新商品を売
り出すたびにマスコミは勝手に宣伝してくれています。
 アップルウオッチを買った方は「すごくいいよ、あなた
にも勧めるよ」と宣伝してくれる方が多いのです。

 小売りの方にお伝えします。
 あなたのお店の事を宣伝してくれる信奉者の方は何人い
らっしゃいますか。
 あなたのお店の事を自ら宣伝してくれる信奉者の従業員
の方は何人いらっしゃいますか。

 
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。

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