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●セミナーの紹介です。
セミナーの紹介、私も講師を務めます。
「食品期限の表示・設定のための加速試験の構築・劣化予測 と設定事例」
平成２５年７月２２日（月）
於：東京です　
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●セミナーの紹介です。河岸宏和も講師を務めます。
「食品製造工場における具体的な異物混入対策とルール・指導法の改善」
平成２５年７月３１日（水）
会場 東京
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　工場監査について　２
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従業員の玄関

　工場によっては、お客様用の玄関と、従業員用の玄関の2カ所
有る場合があります。
　工場監査に行った場合は、お客様用の玄関から入場する事に
なるので、必ず従業員用の玄関から再入場し、更衣室までの経路
を確認します。
　テレビによく出る有名企業の工場でも、従業員の更衣室が作業
場と離れた建物にあり、通勤着から着替えたあと外を歩く場合が
あります。
　私は、白衣などの作業着に着替えたあとは室外を作業着のまま
あるくべきでは無いと思います。
　玄関には、通勤靴専用の下駄箱が必要です。通勤靴が下で、作
業靴が上で区分してある下駄箱がありますが、通勤靴についてい
た石が作業靴についてしまう可能性があるので、通勤靴は通勤靴
専用の下駄箱に置いて、作業靴は異なる場所で履くべきです。
　私が30年前に働いていた工場では、ロッカーの一番下に長靴が
あり、通勤用の靴と履き替えた後、同じ場所に置いていました。
作業用の長靴で、室外も歩いていたので、どうでもいい管理を行
っていました。
　理想的には、玄関で通勤用の靴を脱ぎ、下駄箱に入れて、靴下
のまま更衣室に行き、着替えて、作業場に入る前に作業靴を履く
のが理想です。靴下では無く、スリッパなどを履く工場もありま
すが、スリッパと通勤用の靴が交差する可能性もあるので、私は、
靴下のままの移動をお勧めします。
　通勤着のまま歩く廊下と、作業着であるく廊下は同じ廊下で無
いのが理想です。
　作業着に着替えたあとは、作業着だけの空間で移動すべきです。
　従業員の方が通勤着に虫を付けて玄関を入って来た時に、飛翔
昆虫を取り除き捕まえる機能があるかの確認を行います。
　通勤着であっても、ローラーをかるくかけて、ロッカー室など
の作業場内に入る前に髪の毛にネットをかぶせ、玄関から奥には、
虫、異物、髪の毛などが入り込まないような工夫が必要です。

応接室・事務所

　応接室、事務所を製造現場と同じと考えるか、別と考えるか議
論が分かれるところです。
　私は、現場で作業される方が、作業着のまま事務所に入って来
る、応接室に入って来るとすれば、事務所、応接室も作業場と同
じ管理をすべきだと考えます。
　作業着を着た方と、通勤着のままの方が更衣室以外で、同じ空
間にはいるべきでは無いのです。
　工場監査で帳票などの監査を行うときに、作業着を着た工場の
方とスーツを着た監査員の方が同じ会議室で監査を行っている光
景に違和感を持つべきだと考えます。
　監査終了時に、玄関の外まで作業着のままで車を見送る風景も
違和感を持つべきです。
　衛生講習会を行い時に外部講師の方がスーツで、生徒の方が作
業着と言う風景も違和感を持つべきです。
　作業着のまま打ち合わせる応接室には、生花などは有ってはな
らないのです。