==================================食品安全教育研究所発行=
■
■■ コロッケ物語
■■■ 2014年2月8日発行
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
おはようございます。河岸です。
2月14日の東京セミナーおかげさまで定員オーバーして
しまいました。4月25日金曜日に東京で同じセミナーを
予定しています。みなさん手帳に○をお願いします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
●通信教育の案内です
「食品期限設定試験における科学的根拠構築/実証手法」
食品期限、消費期限、賞味期限の設定方法、管理方法につ
いて詳しく解説します。
みなさん お待ちしています。
http://www.gijutu.co.jp/doc/t_40401.htm
●河岸宏和の無料セミナーの案内です。
「食品製造業に置けるヒューマンエラーを防ぐために」
2014年2月14日 金曜日 15時〜16時半
於;東京です。申し込みは下記からお願いします。
http://www.uchida-it.co.jp/seminar/20140214/
みなさん お待ちしています。
●2月28日金曜日 18時〜 河岸宏和の無料セミナーの案内です
「ヒューマンエラーを防ぐために」
米沢で行います。みなさん お待ちしています。
申し込みは下記のパンフレットの電話からお願いします。
http://ja8mrx.la.coocan.jp/20140228yonezawa.pdf
・食品工場で便利な備品
http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22?_encoding=UTF8&node=16
青いラップなど便利な備品です。
・食品工場の参考になる本
http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/249-0151581-1769102
・中食・外食で参考になる本
http://astore.amazon.co.jp/innsyokutenn-22
====================================================
★☆ ====================
コロッケ物語
=========================
基本に忠実につくると
コンビニの商売を始めた当初はコンビニのコロッケは冷
凍食品を揚げた物と私は思っていました。
しかし、鶏の唐揚げの成功でコンビニの惣菜をバカにし
てはいけ無い事を学んだ私はコロッケも手作りに挑戦した
のです。
ジャガイモの皮を剥いて、茹でて暑いうちにジャガイモ
を潰し、炒めた玉ねぎと牛肉を炒めた物と混ぜて製造しま
した。
ジャガイモは蒸す直前に皮を剥く事がポイントでした。
前日に皮を剥いて水に漬けていると、蒸してもホッコリし
ませんでした。
ホッコリ蒸しあがらないジャガイモはコロッケにしても
美味しさを感じる事はなかったのです。
真空冷却機を揚げたあとに使うので配合時点で少し水分
を多くしておくのがポイントでした。
しかし、パン粉に家庭で使用するのと同じパン粉を使用
すると、売り場で蛍光灯に当たると退色してしまい、コロ
ッケが白っぽくなってしまいました。
揚げ物が白っぽくなると、見た目が悪く売れなくなって
しまいます。
なんでも添加物を使用しないことは、美味しさの面から
避けるべきと私は考えています。おいしさに必要な添加物
は使うべきと考えています。
パン粉に着色料を使用したものを使用すると退色する事
もなくなりました。売り場で販売時間は商品価値が無けれ
ばなら無いのです。
揚げてすぐ食べる家庭、外食と違い、着色料に頼っても
美味しく見える事が大切だと学んだのです。
商品物語が必要
何故コロッケが美味しいのですかと聞かれれば「ジャガ
イモから茹でているから」とコロッケ物語を語っていまし
た。
工場でコロッケを作っていたパートさんは「家でもこん
なに真面目に作ら無いのに」といつも語っていました。
材料から真面目に毎日作っている事がお客さんに伝わっ
ていると思うのです。
しかも原材料原価は、揚げるだけのコロッケを購入する
よりも安く上がるのです。
手作りの人件費も原材料原価との差額でまかなうことが
できました。
物語のある商品を安く作る事ができれば、お客様におい
しさが伝わり自然に売れていくと信じています。
商品物語のヒントは身近に落ちていると思いませんか。
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。
|