=================================食品安全教育研究所発行=

■■  従業員のコンプライアンス教育の確認
■■■                  2017年1月21日発行 
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おはようございます。河岸です。
 製造委託先の工場の監査を行う時の大事なポイントです。
 原料供給工場でも、原料の悪い点がSNSで投稿されると、大きな
問題になってしまいます。
 是非、確認してみてください。
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食品の品質問題発生防止に必要な
安全で安心な食品をお客様に届けるための
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 従業員のコンプライアンス教育の確認
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●具体的な事例での教育が必要
 あなたが会社に入社してきた時、工場に初
めて出社してきた時を思い出して見てくださ
い。初めて出社してきたすべての方が、「い
い物を造ろう」と思って出社してきたと思い
ます。
 時間が経って仕事に慣れてきてしまうと、
「いい商品を造ろう」、「いい仕事をしよう」
と言う考え方から、「お金がもらえればいい
や」「時間を過ごせばいいや」「定時まで仕
事をすればいいや」という考え方に変わって
来てしまいます。製品に表示されて居る産地
と異なる原料を使用すれと指示を受けても
「どうせ私はたべないから」と問題意識を持
たず作業をしてしまうのです。問題意識を持
っても、上司に嫌われたくないと思い作業し
てしまいます。

●いいものを造る集団であること
 組織の責任者が、法律遵守、常にお客様の
事を考えて行動する事が正しいと本気で宣言
して教育していることが重要です。従業員一
人一人の行動が会社の顔であることを合わせ
て教育する事も必要です。たった一人の酒気
帯び運転で組織が崩壊する事もあるのです。
 上司自らが「今日は本気で飲むから社章は
取らなきゃいけない」と言っているような組
織では、コンプライアンス教育を行っても形
だけの物になってしまうのです。
 造っている商品が、家族の口に入る物とし
て常に考えていれば、上司に指示された事で、
法律で決められていなくても、「おかしい」
と思う作業があるはずです。
 この従業員が「おかしい」と思う事を伝え
る場所があるかどうかの確認が必要です。
 一般的にコールセンター等と呼ばれていま
すが、社内ではなく、社外の公平な立場の所
に設置が必要です。
 私の属していた組織で、コールセンターに
連絡した所、上司から「私もコールセンター
のメンバーだよ」と暗に内容を知っていると
言われた事があります。
 コールセンターに伝えられた内容は、第三
者の手で事実関係を確認し、内容に問題があ
れば改善が行われる体制が必要です。

点検のポイント
1コンプライアンスに関する教育資料があるか
2コンプライアンスに関する教育を行っているか
3コールセンターが設置されているか

 
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。

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