========================================食品工場長の仕事とは===

    KJ法について


全員参加を目指すときは、ブレインストーミングからKJ法が最適です。

 KJ法とは、ブレインストーミング(頭の中を台風がすぎるようにぐるぐると考え

ること)の内容を纏めるときに最適の方法になります。KJ法とは、日本の文化

人類学者川喜田二郎氏(元東京工業大学教授)が考案した創造性開発(また

は創造的問題解決)の技法で、川喜田氏の頭文字をとって“KJ法”と名付けら

れています。非常に簡単な方法ですが奥が深く、このための講習会も準備さ

れています。KJ法を行うにはラベルが必要ですが、現在はポストイットを使用

http://www.mmm.co.jp/office/post_it/

 

すると、後でのまとめが非常に簡単に行うことができます。まずテーマを決めま

す。例えば毛髪混入の防止で考えて見ます。ブレインストーミングを行うために

は、人数が多すぎてもいけませんから、できれば5人程度のグループに分けま

す。そして、毛髪混入を防止する方法について思いつくことを一人30枚位ポス

トイットに書いてもらいます。この数は多ければ多いほど本音が出てきますので

50枚くらいでもいいかもしれません。できればわいわいがやがやできる場所で、

簡単な食べ物や飲み物をを食べながら書いた方が本音が出ます。喋るときには

口が動いていた方が意見を言いやすいので、口を動かしていた方がいいのです。

 

 

模造紙に「島」を造ります。

 模造紙(大きな紙)を用意して、5人×50枚=250枚を分類します。この時に

一番注意することは、一枚だけの島があると言うことです。分類できないカードは

無理に分類することなく一枚だけ独立させてもいいことにします。そして島に名前を

つけます。島の名前は5Mでつけてもいいし、

http://homepage3.nifty.com/ja8mrx/goemu43.htm

 

Sでつけてもいいし

http://homepage3.nifty.com/ja8mrx/6s4.htm

 

全く関係ない分類でもいいと思います。

 

 

島の名前から方向性を考えます。

 島に名前が付きました。その名前から、どのように行動するか考えます。

大事なのはここまでの検討の場面に全員が参加しているのが大切なのです。

島を代表する言葉具体的に進めるために、また全員で方法と期間、目標値を

決めます。大事なのは結果が明確にわかるように数値化することです。何時

までにどんな大きさの山に登るか明確にすることです。

 

結果をグラフ化して掲示します。

 目標が明確になればグラフ化ができます。グラフを作成して毎日プロット

すれば、それだけで改善できるという話もあります。グラフ化のい時に大切

なのは、全員が見られる場所に掲示します。そして他の部門と競わせる事が

できれば自然に改善に向かって行きます。

 

 

従業員のやる気を出すことが非常に大切です。

私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。

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表紙イメージ 河岸宏和への質問



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