==================================食品安全教育研究所発行=

■■  危機管理を常に考える重要性
■■■                  2015年10月4日発行 
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おはようございます。河岸です。
私、河岸宏和の新刊の案内です。
題名はまだ仮題ですが、是非予約お願いします。
「激安食品が30年後の日本を滅ぼす! (仮)」
http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/detail/4777815773
 是非 30年後の参考になるように書いています。

●「食品工場の想定外をなくす本」仮題の執筆をしてい
ます。「こんな内容がしりたい」と言った事があれば是
非連絡をください。
 御意見は http://form.mag2.com/rouvoviami 
に お願いします。

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・食品工場で便利な備品
 http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22?_encoding=UTF8&node=16
 青いラップなど便利な備品です。

・食品工場の参考になる本  
   http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/249-0151581-1769102
・中食・外食で参考になる本 
   http://astore.amazon.co.jp/innsyokutenn-22  
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 危機管理を常に考える重要性
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●24時間×365日考える必要性

 現場の作業者の方と管理者、工場長の給料の違いは、何
による違いだと思いますか。工場長の方の年収を時給に換
算してみてください。一般従業員の方の数倍以上の方、十
倍以上の差の方もいると思います。
 ピロー包装機を使用した包装作業を工場長が手伝っても、
時間あたり一般従業員の方の数倍の作業を行う事は出来ま
せん。
 工場長、管理者は常に工場で発生しうる危機を考えて対
策をかんがえているからこそ、給料が高いのです。「想定
外」と言う言葉が一時流行った事がありますが、工場管理
については「想定外」を無くする事が管理者の仕事です。
 発生しうる危機を365日×24時間考え続ける事が、管理者
には求められているのです。
 図は私が想定した危機になります。天災は記載していま
せんが、もちろん水害、地震などの天災も準備しておく必
要があります。
 表を常に考え続ける事が必要なのです、注意が必要な点
は、毛髪混入事故などの様に発生頻度が多くても経営に与
える影響が少ない事項に、つい目が行ってしまう事です。
 工場責任者には工場責任者の立場、課長には課長の立場、
一般管理者には一般管理者の立場で危機を考える必要があ
ります。
 責任者になる前に経験してきた事を部下に指示するので
はなく、責任者には責任者の考えるべき内容があります。

 
●情報は透明性が必要
 マクドナルド等のチキンナゲットを製造している中国工
場の管理状況がネットで公開され大きな問題になりました。
また、ビニール混入など今までは新聞記事にもならなかっ
たクレームが、ツイッター、フェイズブック等のネットで
公開され問題になりました。
 異物混入を公開するだけでなく、コンビニのアイスクリ
ームケースの中に入って写真を撮り公開する方、海外では
食品工場の食品を温める槽にお風呂のようにつかっている
場面を写真に撮り公開される方まで出てきています。
 ツイッター等が無かった時代であれば、仲間内の悪ふざ
けで終わった内容が、経営を左右する内容に変化してきた
のです。
 発生する可能性が多く、経営に対する影響が高い項目は、
インターネットなどに公開される事になったのです。
 従業員に対して「美味しい等と言ったいい情報なら公開
してもいいが、悪い情報は困る」と言ったと従業員に話す
前に、工場の管理を再度考えて見ませんか
 
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。

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