========================================食品工場長の仕事とは===
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危機管理とは■■■ 2008年3月23日発行
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おはようございます。河岸です。
春ですね。すっかり関東は春になってきました。春になると嬉しいのですが、
花粉で目がしばしばしてしまいます。皆さん花粉は、影響ないですか?
「“食の安全”はどこまで信用できるのか 現場から見た品質管理の真実」
By 河岸 宏和 アマゾンで購入出来ます。よろしくお願いします。
http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/detail/4756151353/250-4889569-1797033
やればわかるやればできる―クロネコ宅急便が成功したわけ (単行本)
小倉 昌男 (著)
「そんな堅固な城も落城することあるべし」
もう一度全社員に読ませたい本です。小倉さんは社員教育は新聞報道から
伝わると思いこの本を書かれたそうです。私も一緒に働いている方に思いを
伝えたくてメルマガを書いていた事もありました。
クロネコは安全第一、品質第二、利益は第三をモットーにしているそうです。
食品偽装の本質が利益第一の考え方に基づいているので、関係者の方に
是非読んでもらいたい本です。
残念なのは、ヤマトの社員の中にも、住居侵入・強姦等の事件を起こす方が
出たのは本当に残念です。
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ヤマトは我なり! [宅急便]サービスドライバー“サービス力の本質” (単行本)
大久保 隆弘 (著)
実例は感動を産みますね
ヤマトの社訓
1.ヤマトは我なり
1.運送行為は委託者の意思の延長と知るべし
1.思想を堅実に礼節を重んずべし
社訓に基づいた仕事をした11人のドライバーの本当の話で語られています。
社員一人一人が会社を自分の物だと思って行動することが重要だとあらためて
思う一冊です。
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なぜ「耐震偽装問題」は起きるのか (講談社+α新書 (254-2D)) (新書)
長嶋 修 (著)
いいマンションと売れるマンションは違います。
中古マンションは安心です。ども住むのなら新しいマンションに住みたい物で
す。設計段階から素人が構造計算を確認するのは難しい物です。でも、誰かに
信じれるマンションかどうかを確認したいものです。
マンションを買うときに何に注意したらいいかを学ぶために参考になる一冊
です。
しかし、買った責任は自分に有ることを忘れてはいけません。
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明日はアタシの風が吹く―ひとり時間見直し計画 (単行本) 衿野 未矢 (著)
旅に出たくなる本です。
さらっとした本が読みたくなるとき、仕事で嫌なことが有った時にどこかに
行きたくなったときに、一人じゃ寂しくて誰かとお酒を飲みたくなったときに、
寂しいときに読むと元気が出てきます。
女性が一人で焼き肉を食べたくなったらどうしたらいいか、男が一人でも
出張などに行って「今日は美味しい物が食べたいな」と思っても、一人じゃ
飲み屋に入れない方が多いと思います。
でも、せっかくの知らない土地で、一人でホテルの中で菓子パンをかじって
いても寂しくないですか?
一人で、旅行に行って美味しい物をどうしたら食べられるようになるか、
自然に理解できるようになる本です。
一人で焼き肉を食べたい方にお薦めの本です。
http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/detail/4795820937/250-4889569-1797033
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危機管理とは
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商品を待っている方に確実に届けます
食品は毎日毎日同じ物を食べないと体の調子が悪いと言う方がいます。毎日
商品をまっている方に届けるためには、常に会社の継続を常に考えておく必要
があります。食中毒を出してからの対応でグループの再編が進んでしまった企
業もあります。
引き金は社長の「君ねぇ、そんな事言ったってねぇ、私は寝てないんだ」の一
言でした。
食中毒だけでなく、牛挽き肉に豚肉などの他の肉を混ぜて廃業になった会社
もあります。常に図のような危害を考え起きないようにするためにはどうしたらい
いかを考える必要があります。
会社のトップが飲酒運転で死亡事故を起こせば会社の存続が危うくなる世の
中になりました。起こりうる危機を常に考える必要があります。
企業が存続するためには、危機管理と言う考え方が必要だと思っています。
食中毒事故、賞味期限の偽装、産地偽装で明け暮れた2007年ですが、危機管
理の視点みると、企業存続のためにまだまだやることは多いと思います。
例えば、「クロネコ 強姦」、「ペッパーステーキ 強姦」とインターネットで検索す
るとたくさんの検索結果にヒットします。
13万人以上いるクロネコ社員の中のたった一人が問題を起こすと、会社全体の
信用がなくなってしまいます。
私も原稿など確実に、指定した日に着かないと困る物は、郵便を使用しないで
宅急便を使用してしまいます。確実に次の日着くという、信頼が、たった一人の
犯罪で無くなってしまうのです。
ペッパーランチも200店の中の一店舗が問題を起こすと企業全体の信用がなく
なってしまうのです。
企業の危機管理のために、従業員の採用時点での見極めも大切です。ペッパ
ーランチの社長も事件の後に「採用時のもっと見極めておけばよかった」と話され
ていました。
しかし、毎日の教育が更に必要だと思います。ヤマトであれば「安全第一・営業
第二」のヤマトの基本精神を繰り返し繰り返し、体の芯まで身に付くまでの教育が必
要だったのです。
危機管理はどれだけ予測するかに掛かっています。
「危機管理」良くこの言葉を最近聞きますが具体的にどんなことでしょうか。大きな
事故がここ数年起きています。例えば地下鉄サリン事件、地下鉄日比谷線事故、
大地震、有珠山噴火、従業員が犯罪を起こしてしまったペッパーランチ、クロネコ
ヤマト、身近では交通事故、火事等々いろいろな事があげられます。突然あなたの
そばに、雷が落ちたり、もっと身近で考えてみれば雨が突然降り出したり、突然トイ
レに行きたくなったりした場合どうするかを何時もどのように考えているかが危機管
理になります。
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。