==================================食品工場の工場長の仕事とは==
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■■ 計画停電対応について
■■■ 2011年3月27日発行
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おはようございます。河岸です。福島原発の状況はまだまだ予断ならないよう
です。
電気系統が地下にあったため、津波による被害が出たようです。
津波、洪水になった時の対応は出来ていますか。みなさんの工場の電気系
統は、2階以上に置かれていますか。
ツイッターをしています。食について是非合智しませんか。
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計画停電対応について
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今年いっぱい続く前提で
東日本大震災の影響で、東京電力の発電量が足りなくなり、計画停電が
実施されています。
今の計画停電のやり方では、食品工場の方は効率が非常に悪いと思い
ます。
業界全体、地域全体で是非、声を上げて計画停電行いながらも、もっと効
率的な方法を考えて見ませんか。
皆さんからも、節電の方法、計画停電の方法でアイデアがあれば、是非
教えて下さい。
今の現状で東京電力、原子力発電を責めたところで、問題は解決しない
と思います。
是非、知恵を出して今年を乗り切りませんか。
節電の徹底
科学水準の最先端の物を利用する
蛍光灯タイプのLED電球が開発されています。
私の家の証明もLEDに変更しました。
白熱電球、一般の蛍光灯と消費電力は大きく違いますので、工場中の
照明をLEDに変更する事で、契約電力自体を下げることが出来ると思い
ます。
冷却器などの効率化
冷房、冷蔵庫、冷凍庫に使用している冷却器は最新のものですか。
この際思い切って最新設備に交換し、節電を行なう事も検討の余地が
あると思います。
電気を貯めれるようにする
電気自体を貯める事は出来なくても、工場で使用する、冷却装置の冷却
量として、貯めることができるはずです。
冷却装置に使用する電力は、全て深夜に貯めることで、節電ができます。
発電装置を設置する。
太陽光発電装置、風力発電装置、重油の発電装置などを投資する方
法もあります。
事務所の節電
事務員の服装の変更
パソコン、コピー機などの省エネ化
照明のLED化
事務所の照明は、使用しない場所は一つづつ切れるようにすることが
大切です。
計画停電のスケジュール化
食品工場に限らず、工場が稼働している途中で、停電になると、再稼
働するまでに時間がかかってしまいます。
加熱工程の途中、冷却工程の途中で停電になると、食品事故になって
しまう可能性もあります。
工場の計画停電は、曜日を決めて毎週同じ時間になるように調整した
いものです。
地域の工場がすべて集まり、生産計画を立て、生産量が一番多くなる
可能性を検討すべきだと思います。
使用できる、時間ごとの電気量を、地域の工場で割り振って、地域の工
場の生産量が最大限になるように工夫するのです。
各工場の利害を含めて大局的に考える事で、素晴らしい答えが出ると
思います。
東京電力に決めさせるのではなく、自分たちで工夫して、計画停電を実
施するのです。
ある工場は早朝稼働し、ある工場は深夜稼働し、ある工場は土日稼働
する。
柔軟な発想で生産量を増やすことが出来ると思うのです。
全ての工場が月曜から金曜まで、朝の8時から夕方6時まで稼働し、従
業員が家に帰って食事の準備を始めると言う、地域全てが同じ生活を送
ろうとするところに改善の余地があると思うのです。
生産計画の考え方を、地域全てに広げれば、計画停電の節電量は確保
出来ると思います。
夏休み、連休を計画的に取る
8月のお盆に一斉に夏休みを取得するのでは無く、地域単位で、使用電
力量が同じになるように工場を止めるのです。
工場を稼働する、工場を止めること、全てを、使用できる電気量を中心に
考える事で、生産量を増やすことが出来ると思います。
大声を出して言い争うのではなく、知恵を出す時期だと思いませんか。
サマータイムの実施
一斉の夏休みを変える
是非地域での検討を考えて見ませんか
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。