・食品工場の参考になる本　　
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・中食・外食で参考になる本　
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　感動する売り場
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感動する売り場にあってみたい

　アメリカのスーパーに遊びに行くと本当に心から感動することがあ
ります。
　駐車場で車を降りて、入り口から入ると、お客さんを出迎えるよう
に、大きく、商品が詰まれています。ハロウインの季節にはハロウイ
ンの飾りつけ、もちろん年末には大きなサンタさんがいます。
　お客さんを圧倒するくらいの飾り付けがされています。

お客様を迎えてくれます

　通常販売されている商品の陳列も、同じ商品が大量に陳列されてい
るにもかかわらず、商品のラベルが全て同じ方向を向いています。
　売り出しの商品、お客さんに買っていただきたい商品は、陳列棚の
エンド（端の部分）に通路に向けて陳列しますが、エンドの陳列は、
同じ商品が、“これでもか”っというくらい陳列されています。
　売り場の商品が整然と並んでいる姿を見ると私は売り場を見た瞬間
に背筋がぞっとしませんか。

日本のスーパーでは

　日本のスーパーで商品の陳列を見ても感動することは少ないのです
が、それでもたまに見かける壁一面に商品が見事に並んでいる姿は本
当に感激物です。
　日本のスーパーで、商品が売れて、歯抜けのような状態になってい
ることが多くあります。特に夕方の商品の売れていく時間には、売り
場が雑然としてきます。
　お店で毎日働いている方たちは、毎日の光景ですから気にならない
ものです。
　しかし、たまたま買い物に入った売り場が雑然と商品が並んでいる
と、売り場が乱れているだけで、商品の品質自体も問題があるように
感じてしまいます。
　しかも、わざわざ特売の商品を買いに来たのに、いくら探しても売
り場に無くて、従業員の方に尋ねても特売品のありかについて満足な
返事を貰うことができず、特売の商品を手に入れることが出来なかっ
た時は腹が立つより、悲しくなってしまいます。

値段が違っているなんて

　特売のチラシを出した朝は、特売商品が売り場にきちんとそろって
いる必要があるのです。
　特売商品の値段がチラシと合っているか、レジでスキャンしたとき
の値段があっているかを確認することが必要です。
　特売品のポップの表示は正しくても、レジを通したときの価格が違
う場合があるからです。
　どんなに忙しくても、必ずレジを通して値段があっているか確認し
て見ることが従業員教育の中で必ず必要なのです。

　商品がお客様に語りかけていますか。
　
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。