=================================食品安全教育研究所発行=
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■■ 過去のクレームから学ぶこと
■■■ 2016年4月16日発行
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おはようございます。河岸です。
新入社員教育の中で必ず、工場の歴史、クレームの歴史を
伝え、二度と起きないようにする教育が大切です。
入社式とは別に少し慣れてきた頃に再度教育を行う事をお
勧めします。
私、河岸宏和の投稿記事が掲載されています。
「生卵や半熟オムレツは危険!食中毒で重い後遺症も…
鶏肉刺身や豚レバ刺も!」
http://biz-journal.jp/2016/04/post_14716.html
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●品質管理についての教科書になります。
他社の失敗から学び想定外をなくす
「図解 食品工場の基本とリスク管理」
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●私、河岸宏和のセミナーの案内です
クレーム未然防止のための食品製造工場における想定外を無くす工場管理
2016年04月22日 (金) 10:00 ー 16:30
東京で開催
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私の紹介と言って頂ければ5000円割引があります。
みなさん お待ちしています。
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青いラップなど便利な備品です。
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過去のクレームから学ぶこと
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●二度と起こさない教育
過去に発生した、クレームトラブルな
どは、従業員、経営層に対して包み隠さ
ず伝える事が大切です。
クレームの伝達には、ワイングラスで
説明が出来ます。ワインをつぐワインが
クレームと考え、ワイングラスの底板が
従業員と考えます。ワイングラスの芯棒
は詰まっているので、自社でのクレーム
情報、他山の石、社会の変化など従業員
に伝えなければならない事はすべて、ワ
イングラスからこぼれてしまうのです。
底板を経営層と考えてもワイングラス
の考え方で会社の体質を説明が出来ます。
従業員、経営層に対して悪い情報ほど
透明性を持って伝える事が重要なのです。
●品質の樽に水を充たす
クレームが発生する、製造上の問題が
起きると言う事は、土台の樽に水が溜ま
っていない状態になっているのです。
樽に水を溜めるには水を注がないとた
まりません。水を樽に注ぐ行為が、経営
者の方針になります。お客様のためのい
い商品作り、従業員の生活、地域の繁栄
を常に考えて企業活動を行う方針を立て
るのが経営者の仕事です。
短期、中期、長期売り上げ計画に基づ
いた、品質の土台に関する方針、計画が
必要なのです。
特に数値として管理できるクレームの
発生率は、具体的な数値の設定が必要に
なります。私の経験では、管理がしっか
り出来ている工場は、1ppm以下の発生率
になります。まあまあの管理で1〜1.5ppm
以下、1.5ppm以上のクレームの発生率で
は、管理が全く行われて状況になります。
売上金額で考えたときには、売上金額
1億円に対してクレームの発生は一件以
下が管理されて居る工場になります。
製品検査、品質管理に関する設備は、
その時代の最新の物を備える必要があり
ます。
点検のポイント
1 発生したクレームを従業員に教育を行っているか
2 発生したクレームを経営層に伝えているか
3 発生したクレームを防ぐ設備を投資しているか
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。
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