=================================食品安全教育研究所発行=

■■  情報漏洩を防ぐために
■■■                  2015年6月21日発行 
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おはようございます。河岸です。
 私、河岸宏和のセミナーの案内です。
「食品製造現場における異物の混入対策と検出率の向上技術」

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 河岸宏和の紹介と書いていただけると、30、000円で受講で
きます。
 みなさんお待ちしています。
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 青いラップなど便利な備品です。

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 情報漏洩を防ぐために
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情報の大切さを教育することが大切です。

 年金の情報が漏れてしまった、警察官がパソコンを自宅
に持ち帰って犯罪記録が漏洩してしまった。
 教師がパソコンを操作して生徒の成績と住所などが漏れ
てしまった。カード会社からカード番号が漏れてしまった。
 会社の得意先の名簿などが盗まれてしまった。会社のパ
ソコンを電車の中から盗まれてしまった。
 報道をみていますと情報漏れの報道が数多くされていま
す。
 仕事関係でパソコンを使用しないことは、現代では考え
られません。皆さんの会社で使われているパソコン、工場
で使われているパソコンの中身をよく見てみてください。
 ありとあらゆる情報が詰まって居ると思います。
 その情報が、万が一外部に漏れたらどんな事になるか考
えてみてください。
 2005年4月1日より個人情報の保護に関する法律が全面
施行されています。この法律に基づき個人の情報を安易に
公開するすると法律に違反する事を最近の事例と共に教育
する必要があります。故意でなくても自分のパソコンが盗
まれてしまって、そのパソコンから情報が漏洩してしまっ
たらどうなるか教育する必要があります。
 4月からの法律の基本と、なぜ漏洩してはいけないかと
その結果会社に与える影響の教育が必要です。

 
工場の情報を安易に持ち出せませんか

 報道をみていると本当に安易に、パソコンから情報が漏
れてしまっています。
 皆さんも使用していると思いますが、USBに差し込ん
で使用するメモリーは本当に便利なものです。多少大きな
データーでも一瞬でコピーができてしまいます。
 私はその上の小さなハードディスクを持ち歩いています。
 私は1Tのハードディスクを持ち歩いて居ますから、仕事
で使用するデーターをすべてコピーできることになります。
 工場で考えると、得意先のリスト、製品の配合表、原価
表など工場の外に持ち出されたら大変な問題になるデータ
ーは多いものです。ではどうすればこのデーターの持ち出
しを防ぐことができるのでしょうか。
 物理的にコピーできないような仕組みが必要です。
 USBのソケットを使えない状態にしてしまう。他の接
続機器もUSBを使用しないで接続してしまう必要があり
ます。このUSBソケットを使用できないだけで、安易に
データーを持ち出すことはできなくなります。
 個人個人の使用しているパソコンは、単純な端末にして
しまって、ハードディスク自体にデーターを保存できない
ようにします。そうすることによって、万が一紛失したり、
盗まれてもデーターの流出が防げます。
 特に外からアクセスして、作業を行う方には、この方法
がお勧めです。
 CDに焼いて持ち出すこともできます。その場合は持ち物
検査を工場から出る時に行うのが効果的になります。
 無防備な工場と、非常にデーターの流出に関して気を遣
っている工場は働く人たちに自然と伝わるものです。工場
を出るときに毎日鞄の底まで鞄の中身を取り出して確認し
ている工場では、データーを持ち出すことは困難です。
 逆に働く時間管理が非常にルーズで風呂敷残業を勧めて
いる工場では、工場のパソコンを持ち出したり、データー
を持ち出すことは、公然と行えてしまいます。
 本当に工場のデーターを個人個人が持ち出すことが必要
かどうか、工場のパソコンを持ち出すことが必要かどうか、
最後に工場で使用しているパソコンが個人のパソコンなん
ていう工場もあります。それでは情報は持ち出し放題と言
うことになります。

 

あなたの工場は情報の管理は万全ですか。

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