========================================食品工場長の仕事とは===

■

■■■　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２００７年８月１２日発行　

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

おはようございます。河岸です。重いニュースしか無いときには少しいい歌

でも聞いて気分を良くしてください。

「OSAKA 」上田正樹 さんのCDです。

「Somewhere　Sometime」はNHKドラマのエンディング曲 です。

でも、私は「悲しい色やね」が好きですね。飲んでまだ飲みたいときに

聞くといいです。最近年をとると男の人の声が恋しくなりますね。

寂しいときにいいですよ

http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/detail/B000RY41DQ/249-0151581-1769102

=============================================================

★☆　===========================

いかりスーパーの偽装コロッケについて

================================

ミートホープ社と同じ内容です。

　８月１０日農水はいかりスーパーの偽装コロッケの内容について公表しまし

た。内容は全くミートホープ社と同じ内容です。

http://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070810press_5.html

スーパーの挽肉でも充分な注意が必要です。

　スーパーのバックヤードで挽肉を製造しています。豚肉と、牛肉を挽肉に

するときに良く洗浄しないと牛挽肉の中に豚肉が入ってしまいます。挽肉の

種類が変更になるたびに洗浄していては作業性が悪くなるので洗浄回数は

最低になるようにしたい物です。

１　銘柄牛の挽肉

２　国産牛の挽肉

３　外国産牛肉の挽肉

４　豚肉牛肉の合い挽き

ここで洗浄をしっかりします。

５　国産豚肉の挽肉

６　外国産豚肉の挽肉

ここで洗浄をしっかりします。

７　国産鶏肉の挽肉

８　外国産鶏肉の挽肉

ここで洗浄をしっかりします。

最低この程度の洗浄をしなくてはDNA鑑定には耐えられないと思います。

特に肉の種類は宗教が絡みますので、

「まじゃったいました。ゴメンナサイ」

では済まない問題を含んでいるので充分な注意が必要です。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

株式会社いかりスーパーマーケットが販売したビーフコロッケにおける不適正

表示に対する措置について

株式会社いかりスーパーマーケット以下｢いかりスーパー｣という。)は、自社工

場が製造したビーフコロッケにホルスタイン種の牛ミンチしか使用していなかっ

たにもかかわらず、｢和牛肉｣を使用している旨の強調表示等の不適正な表示を

行い、これを自社系列店舗で販売していたことを確認しました。

２　このため、本日、いかりスーパーに対して、ＪＡＳ法の規定に基づく指示を行

いました。

経　過

　（１）独立行政法人農林水産消費安全技術センター（以下「センター」という｡）が

　　　平成１９年６月２６目から行っている牛挽肉加工品の緊急調査において、い

　　　かりスーパーを製造者とする調理冷凍食品（商品名：ｉｋａｒｉビーフコロッケ）の

　　　ＤＮＡ分析を実施したところ、原材料名には豚肉の表示がなかったにもかかわ

　　　らず、豚肉のＤＮＡが検出されました。（これは機械の共用及び洗浄不足によ

　　　るものであることを確認しました｡）

　（2）このため、８月、農林水産省近畿農政局及びセンターが、いかりスーパー

　　製造部調理食品工場及び同社畜竜郎畜産センターに対し、調査を行いました。

　（3）この結果、

　　１　いかりスーパーは、当該商品に和牛ミンチをまったく使用せず、ホルスタイ

　　　ン種の牛ミンチしか使用していなかったにもかかわらず、「和牛肉」を使用し

　　　ている旨の強調表示を行っていたこと

　　２　いかりスーパーは、当該商品に北海道産のじゃがいも（男爵）以外に、

　　　　米国　　　産乾燥マッシュポテトを７％使用していたにもかかわらず、これを

　　　　表示せず、　　　原材料名として単に「じゃがいも」と表示していたこと

　　　　また、「北海道産男爵芋」を使用している旨の強調表示を行っていたこと

　　３　いかりスーパーは、平成１7年から平成１9年８月までの間に、当

　　　該商品を自社系列店舗２４店舗で、一般消費者向けに１０７，３３４個

　　　（約６．４トン）販売していたことを確認しました。

私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。