==================================食品工場の工場長の仕事とは==

■■    言い続ける事の重要性 

■■■                            2011年4月3日発行 

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おはようございます。河岸です。東京電力の社宅などにいたずらが続いてい

るそうです。

東京電力という会社の体質と、働いている方とは関係が無いと思います。

社宅にいたずらするのはなにか違うと私は思いますが。

私の机の上の蛍光灯をLEDにしました。

明るさなどは全く問題有りません。省エネ、節電のためにもLED化しませんか。

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 言い続ける事の重要性 

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正論を言い続けることの大切さ

 非常口の前に物を置かない。

 防火ドアの前に物を置かない。

 消火栓の前に物を置かない。

 避難経路は何時でも通れるようにしておく。

 どの項目も、食品工場、スーパー、百貨店などではあたり前の事です。

 しかし、棚を消火栓の前に置いて、消火栓のドアが開かないようになって

いる工場。

 非常口から虫が入ってくると言うことで、非常口を施錠し、目張りをして開

く事が出来ないようにしている工場などを私は目にしてきました。

 スーパーに行ってもいつもより綺麗に階段周りが整理されているので「今

日は何かあるのですか」と従業員の方に質問を行うと「今日は消防署の査

察があるので」と答える所もありました。

 非常口の前に自転車等を止めないことは正論として誰でも理解が出来は

ずです。

 しかし、商品の在庫が多くなって置き場所が無くなってしまうと、非常ドア

の前に商品を置いてしまいます。

 非常ドアの前に物を置いているときにあなたの工場ではどなたが注意しま

すか。

 「火事なんて起きないよ」と思うのか「何か有ったときに困るから必ず非常

ドアを開けておく必要がある」と思うのかが、命を救うのかもしれません。

 正論、青臭い事を言うことが本当に大切だと思っています。

 

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朝日新聞より引用

http://www.asahi.com/national/update/0329/TKY201103290249.html

市議の「遺言」、非常通路が児童救う 津波被害の小学校

 岩手県大船渡市の海沿いの小学校に、津波から逃れる時間を短縮する

非常通路をつけるよう提案し続けていた市議がいた。昨年12月、念願の

通路ができた。市議は東日本大震災の9日前に病気で亡くなったが、津

波にのまれた小学校の児童は、通路を通って避難し、助かった。

 海から約200メートルのところにある越喜来(おきらい)小学校。3階建

ての校舎は津波に襲われ、無残な姿をさらしている。校舎の道路側は、

高さ約5メートルのがけ。従来の避難経路は、いったん1階から校舎外に

出て、約70メートルの坂を駆け上がってがけの上に行き、さらに高台の三

陸鉄道南リアス線三陸駅に向かうことになっていた。

 「津波が来たとき一番危ないのは越喜来小学校ではないかと思うの。

残った人に遺言みたいに頼んでいきたい。通路を一つ、橋かけてもらえ

ばいい」。2008年3月の市議会の議事録に、地元の平田武市議(当時

65)が非常通路の設置を求める発言が記録されている。

 親族によると、平田さんは数年前から「津波が来た時に子供が1階に

下りていたら間に合わない。2階から直接道に出た方が早い」と話すよ

うになったという。

 平田さんの強い要望をうけたかたちで、昨年12月、約400万円の予

算で校舎2階とがけの上の道路をつなぐ津波避難用の非常通路が設置

された。予算がついた時、平田さんは「やっとできるようになった」と喜び、

工事を急ぐよう市に働きかけていた。

 11日の地震直後、計71人の児童は非常通路からがけの上に出て、

ただちに高台に向かうことができた。その後に押し寄せた津波で、長さ

約10メートル、幅約1.5メートルの非常通路は壊され、がれきに覆い

つくされた。遠藤耕生副校長(49)は「地震発生から津波が来るまでは

あっという間だった。非常通路のおかげで児童たちの避難時間が大幅

に短縮された」と話す。

 市教育委員会の山口清人次長は「こんな規模の津波が来ることは想

定しておらず、本当に造っておいてよかった。平田さんは子供のことを

大事に考える人でした」と話した。

 非常通路から避難した児童の中には、平田さんの3人の孫もいた。平

田さんの長男、大輔さん(38)は「人の役に立った最後の仕事に父も満

足していると思う。小学3年の息子にも、大きくなったら話してやりたい」

と語った。(其山史晃)


 

私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。

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