==================================食品工場の工場長の仕事とは==

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■■　　　　一括表示を作成するときに

■■■　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１０年１０月３日発行　

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おはようございます。河岸です。１０月の初めての日曜日です。早い物で

あと今年も３か月なんですね。ツイッターをしています。

食について是非合智しませんか。

https://twitter.com/ja8mrx

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私のセミナー、講演会の案内です。

平成22年10月7日（木）　板橋区立文化会館

「食品施設におけるATP・迅速検査の実践的活用」

http://www.keiran-niku.co.jp/atp/atp-kouen23.htm

外観目視検査の教育訓練・評価法と

集中力確保のための検査環境の作り方

日時　平成２２年１０月２５日（月）　１２：３０〜１６：１５

会場 [東京・王子]　北とぴあ　９階　９０２会議室

http://www.gijutu.co.jp/doc/s_010117.htm

講師割引

http://ja8mrx.la.coocan.jp/Oct25gaikann.pdf　

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今週のお勧めの本です。

御巣鷹山と生きる―日航機墜落事故遺族の25年 [単行本]

美谷島 邦子 (著)

事故を忘れないために

　日航機墜落事故の遺族の方が書いた本です。

　事故に遭った家族の気持ちが、何年経っても癒されないことが本当に

伝わって来ます。

　同時に、起きてしまった事故を忘れないこと、風化させないことが事故

を防ぐ事に繋がる事を改めて伝えてくれます。

　事故を伝える時にも伝える方は２．５人称の視点が必要だとも。

　事故に遭ったのは自分かもしれない、家族かもしれない、そう思う視点

が死者や遺族の本当の思いを伝えることになるとも伝えてくれます。

　工場の安全担当の方にお勧めです。

http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/detail/4103254211

★５個です。

・食品工場の参考になる本　　

　　　http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/249-0151581-1769102

・中食・外食で参考になる本　

　　　http://astore.amazon.co.jp/innsyokutenn-22

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　一括表示を作成するときに

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表示はすべて含みます

　商品を発売する時には一括表示等の表示を作成する必要があります。

　商品の表面に書かれた文字、記号、絵、写真等はすべて法律の規制対

象になります。

　商品の表面に書かれている全ての表示を表示としてお話します。

　食品の表示は様々な法律で規制されています。

　様々な法律で規制されているため、表示について疑問を持っても相談す

る行政窓口が一つでは無いのです。

　食品を製造するためには保健所の許可が入りますが、保健所に相談し

ても表示に関する全ての疑問に答えてくれるわけではありません。

　三重のお菓子屋さんでも地元の保健所に相談をしていても結局他の法

律で違反とされた例もあります。

　表示を作成するときには、表示の対象となる最新の法律を常に確認して

作成することが大切です。

　最近でも、特定アレルゲンの変更、加工でんぷんの添加物への変更、米

トレースの開始等の法律の変更があります。

　しかも、消費者庁からまとめて告示される訳では無いので関連官庁の情

報を常に確認する必要があります。

　食品の表示に関する規制、法律、指導などは、消費者庁に一本化を行

なってもらいたいものです。

全ての原本を確認すること

　食品の表示を作成するときには、関係する最新の法律と確認しながら

作成する必要があります。

　表示作成に必要なデーターは必ず原本を確認する事が大切です。

　表示ミスで回収に至った固有記号の届出書は、消費者庁に届け出るだ

けですので、届けた時の控えと、消費者庁に送付した記録が必要です。

　表示を作成する時には、あるはずだ、先回と同じだから、と言う先入観を

すてて原本と照らし合わせて作成することが大切です。

　製造者の住所、名前なども表示作成時に営業許可証と毎回確認する事

が大切です。

　私が確認した例でも、本社の住所を移転しているにも関わらず一括表

示の住所は移転前の住所をそのまま使用していた例もあります。

　固有記号の届出を行わないまま表示をしていた例もあります。

確認作業をしているか

　あなたの工場では、表示を作成する方と作成した表示を確認する方が

別にいますか。

　彼は表示作成のプロだからと言って全ての表示作成を任せている工場

もあると思います。

　しかし、人間はミスをする動物ですから必ず作成者以外の方の確認が

必要になります。

　確認する時には、表示作成を行なった方の使用した帳票、確認した法

律等と共に確認をする事が大切です。

　作成し出来上がった表示のみを確認している例もありますが、必ず表

示が出来上がってくる過程の帳票も含めて確認する必要があります。

　今回の回収の例でも、固有記号のミスを何社も行なっていたと言う事は、

販売者、製造者含めて全く表示確認を行なっていなかったと公表してい

るのと同じ事です。

　表示ミスをおこしてしまった時の影響を考えると、たった一人に表示作

成を任せる事は出来ないと思います。

あなたの工場は、2人以上で表示作成をおこなっていますか。

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イオンのHPより引用

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１０年９月３０日

http://www.aeon.info/company/important/owabi.html

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イオン株式会社

　「トップバリュ」商品に関するお詫びとお知らせ

　平素は、弊社プライベートブランド「トップバリュ」をご愛顧いただき、厚く

御礼申し上げます。

　この度、「トップバリュ」の下記商品におきまして、食品衛生法で定められ

ている

「製造所の所在地」及び「製造者の氏名」を表示せずに販売していること

が判明いたしました。

　「トップバリュ」の製造所表示は、「製造所の所在地」及び「製造者の氏名」

に代えて「製造所固有記号」を届け出ることにより「Ｊ＊＊＊」という記号で

表示し販売しております。しかしながら、今回所轄官庁の確認要請を受け、

社内調査を行った結果、下記８２品目を製造しております製造所(工場)で

の届出ができていなかったことがわかりました。

　判明後弊社は、該当する商品を売場から撤去するとともに、速やかに

それぞれの商品に対して「製造所固有記号」の届出を所轄官庁へ行いま

した。なお、品質につきましては、弊社の品質基準に基づき製造している

ことが確認できております。

　「トップバリュ」は、イオンが責任を持って販売する商品であり、今回の件

につきまして、弊社といたしまして極めて重く受け止めております。

　今後、弊社は食品衛生法に定める表示基準を再度徹底し、お客さまへ

適切に情報開示を行うとともに、お客さまの信頼回復に努めてまいります。

　この度の件につきまして、お客さまにご迷惑をお掛けいたしましたこと

心よりお詫び申し上げます。

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消費者庁のHPです。

製造所固有記号の届出をされる方へ

http://www.caa.go.jp/foods/index.html